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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 84 ビアンな夜(25)

 そして、わたしの最後の理性が脳裏で囁いてくる。

 大丈夫、これはいつもの自律神経の暴走ではないから…

 ゆかりに対する素直な心の欲情だから…と。

 これもまた、自分自身のこの淫らな想いへの言い訳なのかもしれないが…

 だがこれで、最後の理性は消え失せ、そして淫らな想いのスイッチが入り、完全に思考を支配してくる。

 これでいい…

 このゆかりを愛する…

 ぐちゃぐちゃに淫れさせるんだ…


「あっ、んんっ、そ、そんなぁっ」
 そして完全にスイッチの入ったわたしは、このゆかりを一気に攻めていく…
 瞬く間に、抗える隙も与えずに、わたしは短パンをショーツごと脱がし、全裸にした彼女の両脚を掴み、そして一気に開いた。

 慌ててゆかりは股間に自らの手を差し伸ばして隠そうとしてくるのだが、わたしはすかさずその手を掴み、退かせ、そして自身の太腿を閉じられない様に両脚の間に差し入れる。

「あんっ、やんっ」
 つまり股間が、アソコがわたしの差し入れた太腿により閉じられず、手を払い退けられてしまったから…

 わたしに対して露わになってしまったのだ…

「あぁ、み、みさえさん、恥ずかしい…
 そ、そんな見ないでぇ…」

 今、このサディスティック的な、エス的な衝動に思考を支配されているわたしにとって、このゆかりの悲鳴に近い恥じらいの喘ぎは快感であるのだ…

 いや、わたしにとっての最高の言葉の愛撫となっていた…

「うふふ、ゆかりのアソコ…
 キレイよ……」

「ええっ、あ、や、いやぁ、そ、そんなぁ、見ないでぇ…」

 ズキズキズキズキズキズキ…
 疼きが昂ぶる。

 ドキドキドキドキドキドキ…
 そして想いも高鳴ってくる。
 

 しかし、実は、少し戸惑ってもいたのだ…

 なぜならば…

 大人の女性の、いや、同性のアソコを、こうしてマジマジと、そしてじっくりと、淫らな想いで見た事が初めてであったから。

 高校時代のきーちゃんとの禁断の関係の時でさえ、実はわたしは、いや、わたし達は指先で弄り合うだけであったから、じっくりと彼女のアソコを見なかったのである…
 いや、きーちゃんはわたしのアソコは見ていた、だが、わたしは見ていないし、なんとなく羞恥心でいっぱいで見れなかったのだ。

 だから、実は、ドキドキしていたのだ…




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