テキストサイズ

シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 80 ビアンな夜(21)

 ああ、このゆかりさんを…

 いや、ゆかり…を…

 強く愛したい…

 そして…

 余計な想いなど吹き飛んでしまうくらいに愛し、愛され、感じ、感じさせたい…


 ゆかりさんの目を見つめながらそう想っていると…
 再びメスの昂ぶる本能が命じてくる。


「うふふ…」
 そしてわたしはその命令の衝動に従い、そう微笑みながら、自らのノースリーブの黒いTシャツを脱いでいくのだ。

 裸と裸を…

 肌と肌を…

 密着し、感じたくなったのである。


「あっ…」
 わたしはノーブラであった、そしてゆかりさんはそのことには気付いていなかったようで、そう小さく驚きの声を漏らし、また、わたしの露わになった胸を淫靡な目で見つめてきたのだ。

 そして、その目はわたしの胸、乳房、乳首を凝視してくる…

 その目はまるで初めて乳房を見た男の子…
 つまり、あの時の和哉の感動の目を回顧、彷彿させてきた。

 わたしもそうであるが、大人の女性の胸を、乳房、乳首をこうして昂ぶる想い、衝動でしみじみと見つめるのは初めてなのであろう…と、思われる。

 いや、実質わたしだって、きーちゃんとの体験からはもう約20年近く経っているし、あの時は無我夢中、まるで夢の中に漂っていた様な記憶しかないから、初めてのようなモノであった…
 だから、実は、内心、ドキドキしながら美しい、カタチのよい、そして柔らかなゆかりさんの乳房と乳首を眺め、触れ、舐めていたのであるのだ。


 ドキドキドキドキドキ…
 しかしわたしは自分の胸をつい勢いで曝してしまい、内心は恥ずかしくて一気に心が高鳴っていたのである。

 なぜならば…
 わたしの胸はまだ垂れてはいないのだが、どちらかといえば小さいのだ…

 Bカップなのである…

 そして、このわたしの目の前にある、さっきから愛しているゆかりさんの胸は…

 改めてじっくり見ると…

 85のDカップって感じなのだ…

 そして張りがあって、しっとりとしていて、真っ白で…

 そして、乳首が綺麗なピンク色なのである…

 そんなゆかりさんの乳房を見つめていると、わたしは急に恥ずかしさが高まってしまう。


 ああ、綺麗で羨ましい…

「ああ、きれい…」
 そんな想いが思わず口から漏れる。

「そ、そんなぁ、み、美冴さんだってぇ…」




ストーリーメニュー

TOPTOPへ