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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 78 ビアンな夜(19)

「あっ、んんっ…」
 そしてわたしはそのメスの昂ぶる本能が命じてきた衝動に従い、サッとゆかりさんのTシャツを捲り上げ、乳首を唇に含んでいく。

 するとゆかりさんはそのわたしの唇の快感にビクンと激しく震え、身悶えしながら快感の悲鳴を上げてきた…

「あん、はん、み、み……さ…んん…」

 言葉ならないほどの快感のようである…
 そしてこれもまた、わたし自身の唇の感触、舌先の感触も堪らないくらいに快感なのである。

 舐めても快感、舐められても快感なのだ…

 そして、わたしの腕の中で快感に喘ぎ、震え、身悶えているゆかりさんがかわいくて、可愛いくて、愛しくて…

 堪らない…


 もっと感じさせたい…

 愛したい…
 
 そして感じたい…

 愛されたい…

 わたしはどうすれば、どう愛すれば互いに昂ぶり合えるのか…
 必死に想い、考えていく。

 そうだ…

 わたしが愛されて…

 今まで男達に愛されて…

 感じた、感じてきた様にすればいいのか…

 よし…


 ピチャ、ピチャ、ピチャ、ピチャ…
 そしてわたはさは乳首をわざと、音を立て舐め、吸っていく。

「はぁん、あん…ん…」
 そしてより柔らかく、より繊細に、乳房を優しく揉んでいく。

 これが、わたしがされたら感じる愛されかた…

 するとゆかりさんは激しく身悶え、喘ぎ、感じているようである。


 そしてわたし自身も感じてくるのだ…

 堪らなく快感なのである…

 そうか…

 こうして愛撫する側も、男達もこうして感じるから、一生懸命に愛してくれていたんだ…

 そうか、そうなのか…


「んん…ゆかりさん…いえ、ゆかり…
 気持ちいいの?…」
 するとわたしは、思わずそう囁く。

「あ……ん……」
 ゆかりさんはどうやら感じてしまい言葉にならないようであった。

「…ずっと…ずっと…」
 わたしはそう囁き続ける。

「ぁぁ……ん……」
 震えてきた。

「ずっと……こうしたかったの……」
 そう囁く。

「………あぁぁ……」
 そのわたしの囁きに、美冴さんはそんな高まった喘ぎを上げてくる。

「あ、愛したかった………の…」

 本当に、ずっとそう思っていたのだ…




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