
シャイニーストッキング
第9章 絡まるストッキング8 部長佐々木ゆかり
222 抗えない熱い想い
なんと…
突然に…
そのスイッチに置いたわたしの手を、杉山くんが握ってきたのである…
「ぁ……ぇ…」
な、なんだ…
そしてなんと突然、杉山くんは、わたしを後ろから抱き締めてきたのである…
「…………ぉぉ…」
そしてよく聞き取れない呟きをしながら、わたしのショートボブの髪に顔を埋めてきたのである。
「え…、あ、す、杉山くん…」
わたしはそう囁くのが精一杯で、なぜか抵抗できない…で、いた。
いや、抵抗しなかった…
そして…
「ぶ、部長ぉぉ……」
と、再び呟きながら、スイッチに伸ばして握ってきた手を胸元に運び、両手で完全にわたしを抱き締めるカタチをしてきたのである。
わたしは抵抗しなかった…
いや、抗えできなかったのだ…
なぜならば、心の奥深くのどこかに、杉山くんのこんな想いを感じていたからである。
いや、違うのだ…
わたしがイタズラに杉山くんを刺激し、心の火を点けたのである…
全部、わたしが悪いのだ…
こうなる事は必然の流れであったのだ…
いや、違う、わたしが導いた結果なのである…
時間にして約二時間弱、わたしのイタズラ心に刺激をされたのだ…
そして、つい昨夜…
『いい人じゃダメなんだよ…』
と、わたしに言われ、諭された。
だからこそここで今夜、こうなる事は必然であり、いや、こうなるようにわたしが導いたようなモノなのである…
全部、わたしが悪いのだ…
きっと書類を忘れたなんて、タクシーを降りる、そしてこの部長室という密室に入る為の杉山くんなりに必死に、一生懸命考えた口実に過ぎないのだ…
「ぶ、部長ぉ、お、俺……」
そしてこの時、そう呟いてくる杉山くんから一気に『オス』の匂いと、『男』の本能の気配を感じ取ったのである。
ドキドキドキドキ…
抱き締められ、密着している背中が熱い…
激しい鼓動が伝わってくる…
いや、わたしの鼓動なのか…
なんと…
突然に…
そのスイッチに置いたわたしの手を、杉山くんが握ってきたのである…
「ぁ……ぇ…」
な、なんだ…
そしてなんと突然、杉山くんは、わたしを後ろから抱き締めてきたのである…
「…………ぉぉ…」
そしてよく聞き取れない呟きをしながら、わたしのショートボブの髪に顔を埋めてきたのである。
「え…、あ、す、杉山くん…」
わたしはそう囁くのが精一杯で、なぜか抵抗できない…で、いた。
いや、抵抗しなかった…
そして…
「ぶ、部長ぉぉ……」
と、再び呟きながら、スイッチに伸ばして握ってきた手を胸元に運び、両手で完全にわたしを抱き締めるカタチをしてきたのである。
わたしは抵抗しなかった…
いや、抗えできなかったのだ…
なぜならば、心の奥深くのどこかに、杉山くんのこんな想いを感じていたからである。
いや、違うのだ…
わたしがイタズラに杉山くんを刺激し、心の火を点けたのである…
全部、わたしが悪いのだ…
こうなる事は必然の流れであったのだ…
いや、違う、わたしが導いた結果なのである…
時間にして約二時間弱、わたしのイタズラ心に刺激をされたのだ…
そして、つい昨夜…
『いい人じゃダメなんだよ…』
と、わたしに言われ、諭された。
だからこそここで今夜、こうなる事は必然であり、いや、こうなるようにわたしが導いたようなモノなのである…
全部、わたしが悪いのだ…
きっと書類を忘れたなんて、タクシーを降りる、そしてこの部長室という密室に入る為の杉山くんなりに必死に、一生懸命考えた口実に過ぎないのだ…
「ぶ、部長ぉ、お、俺……」
そしてこの時、そう呟いてくる杉山くんから一気に『オス』の匂いと、『男』の本能の気配を感じ取ったのである。
ドキドキドキドキ…
抱き締められ、密着している背中が熱い…
激しい鼓動が伝わってくる…
いや、わたしの鼓動なのか…
