
アシスタントで来ただけなのに…!
第1章 鬼才漫画家、市川ルイ
「…へ?脱ぐ…?」
衝撃的な言葉に声が出ない。
これはもはやセクハラではないのか。
もしかすると、セクハラを通り越してるのかもしれない。
しかし、仮にこれがセクハラだとしたは、する側はもっと下心のあるような表情を浮かべるはずだ。
口角を上げ、いやらしい目つきでニヤついた表情をするはず。
先生はそんな表情を一つも見せず、ただ真っ直ぐに私を見つめる。
そんな目に下心なんてものは感じない。
興味本位なのか、156cm48kgの私の体型を間近で見てみたいと思ったのか。
「…冗談ですよね?」
惚けたように私は言葉を投げかけるが、先生は首を横に振った。
「僕は冗談なんか言わない、脱いでくれ」
本気なんだと実感した私は着ていたスーツの上着を手にかける。
「…上着を脱げってことですよね」
「いや、全部脱いでくれ」
「ぜ、全部ですか!?」
絶句した私は、またしても倒れそうになる。
いつか本当に倒れるんじゃないか。脱いで一体なにをするつもりなのだろうか。
身体検査か何かを想像した。先生は私が何か隠し持ってるとでも思ってるのか。
私はひとまず着ていた上着を脱ぎ、シワひとつないシャツを見下ろした。
脱いでいいのだろうか。躊躇する中、ふと先程の言葉を思い出す。
なんでもすると言ったからだろうか。しかし、なんでもとは言ったが素直に脱ぐことなんてできない。
私はシャツのボタン手を掛けたが外すことができずにいた。
「どうした?脱げないなら僕が脱がそうか」
見かねた先生は私のシャツに手を伸ばした。
「いやいや!自分で脱げます!」
伸ばした先生の手を阻止するように、ボタンを上から外していく。
一つ、二つと外しながら本当にこれでいいのかと思い巡らせる。
しかし、ここまで来たら考えても仕方がない。もう脱ぐしかないのだ。
露わになった胸元を見下ろしていると、どんどん自分の顔が赤くなってきてる気がした。
恐る恐る先生を見上げると、肘をついて私が脱ぐことを待っているようだった。
ゆっくりシャツを脱ぎ捨てて、履いていたパンプスを脱ぎ、隣に置いた。
一つ一つ脱いでいく様を先生は吟味しているようだ。
スカートの裾を捲り、ストッキングを脱ごうとしたら先生が声をかけた。
「立ち上がって脱いで」
衝撃的な言葉に声が出ない。
これはもはやセクハラではないのか。
もしかすると、セクハラを通り越してるのかもしれない。
しかし、仮にこれがセクハラだとしたは、する側はもっと下心のあるような表情を浮かべるはずだ。
口角を上げ、いやらしい目つきでニヤついた表情をするはず。
先生はそんな表情を一つも見せず、ただ真っ直ぐに私を見つめる。
そんな目に下心なんてものは感じない。
興味本位なのか、156cm48kgの私の体型を間近で見てみたいと思ったのか。
「…冗談ですよね?」
惚けたように私は言葉を投げかけるが、先生は首を横に振った。
「僕は冗談なんか言わない、脱いでくれ」
本気なんだと実感した私は着ていたスーツの上着を手にかける。
「…上着を脱げってことですよね」
「いや、全部脱いでくれ」
「ぜ、全部ですか!?」
絶句した私は、またしても倒れそうになる。
いつか本当に倒れるんじゃないか。脱いで一体なにをするつもりなのだろうか。
身体検査か何かを想像した。先生は私が何か隠し持ってるとでも思ってるのか。
私はひとまず着ていた上着を脱ぎ、シワひとつないシャツを見下ろした。
脱いでいいのだろうか。躊躇する中、ふと先程の言葉を思い出す。
なんでもすると言ったからだろうか。しかし、なんでもとは言ったが素直に脱ぐことなんてできない。
私はシャツのボタン手を掛けたが外すことができずにいた。
「どうした?脱げないなら僕が脱がそうか」
見かねた先生は私のシャツに手を伸ばした。
「いやいや!自分で脱げます!」
伸ばした先生の手を阻止するように、ボタンを上から外していく。
一つ、二つと外しながら本当にこれでいいのかと思い巡らせる。
しかし、ここまで来たら考えても仕方がない。もう脱ぐしかないのだ。
露わになった胸元を見下ろしていると、どんどん自分の顔が赤くなってきてる気がした。
恐る恐る先生を見上げると、肘をついて私が脱ぐことを待っているようだった。
ゆっくりシャツを脱ぎ捨てて、履いていたパンプスを脱ぎ、隣に置いた。
一つ一つ脱いでいく様を先生は吟味しているようだ。
スカートの裾を捲り、ストッキングを脱ごうとしたら先生が声をかけた。
「立ち上がって脱いで」
