
僕のまーくん。
第45章 ドキドキの体育祭
N「なんか色んな人に構わず絡んでそうだし……」
そう言って大ちゃん先輩に視線を向けて続けた。
N「それに、今朝のあの先輩に対するアレは
やっぱ普通じゃないって思うんですけど……
先輩、どうなんですか?」
大ちゃん先輩は、僕の言葉に、ん~?という
ようなすっとぼけた顔してこっちを見ていた。
A 「ね!大ちゃん~どぉなんだよぉ?」
まーくんが大ちゃん先輩にまた問い詰める。
O「まぁた、その話?何でそんなにあいつが
気になってんのさ~」
大ちゃん先輩が分からないって顔して僕らに
聞いてくる。
A「だってあいつが僕の可愛いかずくんに、
ちょっかい出してやたらと絡むし、大ちゃんに
至っては猫を通じてこの前知り合ったばっか
じゃん!しかも、泊まるってさぁ!
なんなの?それに、僕が大ちゃんを好きって
ふざけんなだわぁっ!んなことあるわけ
ねぇだろが!ちくしょー!」
まーくんがまた、まくし立てる。
イライラしてるまーくんは、口が圧倒的に
悪くなる始末。
N「ね、大ちゃん先輩はさ好きな人いるじゃん、
その人とは何にもないの?」
僕がサラッと言ってのけた直後、
A「ハッ!?あ!?好きな人って?え?え?
大ちゃんにぃ??」
また一際デカイ声を上げるまーくん。
あれ?
まーくんは知らない話だったのかな?
