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僕のまーくん。

第33章 勘違い?



椅子を僕のベッドの近くに寄せてきた
まーくん。
 
A「かずくん、食べれそう?」

お弁当に手をかけながら聞いてきた。

N「ケホッ……うーん……いらない」

食欲ゼロ。

頭痛いし、喉痛いし。


N「潤くんもう行く?」


潤くんが、まーくんの横でパックの
コーヒー飲みながら

J「お邪魔さまなんで」

ニヤニヤしながら言うもんだから

N「……ケホッ……バカ。全然いいし……」


ってツッコんだけど、

J「相葉先輩、ニノよろしくです!
 朝から本当に色々大変そうだったし」


って。

まーくんに言わないでいい事まで
言い残して行きやがった。


……もう!


まーくんは、


A「えっ?え?やっぱりなんかあったの?」



……ほらぁ


案の定、まーくんが食いついてきた。



……尋問が始まる。


お弁当を広げながら、

まーくんが


A「言って?かずくん……気になるよ」


なんて逃げれない言葉を掛けてくるから
僕は仕方なく、朝のキモいメモの話を
まーくんにしたんだ。





しばらく、うん、うんって頷きながら
聞いてたまーくんが卵焼きを
箸に持ったまんま。
難しい表情で
 


A「かずくん……それってさ……」


寝てる僕に向かって、



A「あいつ……かな?」


なんて言うから。


思わず


N「はっ!?」


って大きな声が出た。

……ケホッケホッ……ゴホッゴホッ!

咳こむ僕にまーくんが

A「大丈夫?かずくんほら、これ」

ミネラルウォーターの蓋を開けて
渡してくれた。

身体を少し起こしてごくごく飲んでから



N「あいつ……って?」



まーくんに聞き返した。


……まーくんは心当たりがあるの?

 


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