
僕のまーくん。
第13章 スマホ事件
海パンに着替えたかずくんも出てきた。
あっ!!
上は、着てきたTシャツをまだ着てた
かずくん。
僕が、ジッとTシャツ見てたからかな?
「まだ、脱がないよ~テントでまーくんにこれ塗ってもらう時、脱ぐ」
かずくんが、そう言って。
僕を見ながら、ちょっと顔を赤くしていた。
ん?
かずくんのこの反応は?
僕を見て?
僕のセミヌードを見て?(笑)
「かずくん?」
耳まで赤いかずくん。
照れてますか?
可愛いッ❤
「今すぐ、かずくん抱き締めたいよぉ」
おどけて言ったら、
「バカ!こんなとこじゃダメでしょ?」
って怒られちゃった。(笑)
3人が待ってるとこまで、急いで行く事にした。
テントまで来ると、松本くんが一人シートに座ってた。
「あれ?二人は?」
「あっちで泳いでますよ」
って潤くんが、指差した方向に目を向けると
翔ちゃんと大ちゃんがボートの形をした
浮き輪に掴まって、2人で楽しそうに泳いでいた。
「潤くん、ごめんね。行ってきていいよ!」
かずくんが、松本くんに言った。
松本くんは、僕とかずくんを交互に見た後、
「んじゃ‼ラブラブカップルさんお先にッ!」
ってニヤニヤしながら、海に向かって小走りで行ってしまった。
「ねぇ、まーくんじゃあ塗って❤」
かずくんの呼ぶ声に振り返ったら……
!!!!!!
Tシャツを脱いだ
半裸のセクシーな子羊ちゃんが……
ちょっと小首をちょこんと傾げて
僕を上目遣いで誘っていた。
