
Everyday Love MORE
第2章 Bad Romance【白黄】
「あぁッ…あう…」
「おっと危ない!!」
ジャスミンが倒れ込みそうになるのをテツが慌てて阻止した。
「はぁ…はぁ…」
「ちょっと大丈夫ですか?ほら、パンツ履いてください」
テツは自分の身だしなみを整えると息も絶え絶えなジャスミンの中から精子を掻き出し、下着を着させた。
「中に出せなんて…言ってない…」
「それはすみません。でも責任を取る気はまんまんですから」
最中のガッツキからは想像も出来ない爽やかな笑顔でサラッと言い放つテツ。
「あぁ、そう。じゃあ存分に取ってもらいたいわね」
妙な敗北気分のジャスミンは吐き捨てると「お姫様だっこして」とおねだりした。
「えぇ?自分で歩いてくださいよ」
「無理ナリ」
「もぉぉぉ、しょうがないなぁ。よいしょ」
テツは軽々とジャスミンを持ち上げると歩き始め、デカベースへと急いだ。
