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光の道

第2章 1号館



『あんなところにドワあった…?』

私は、指をさしていった。
階段の真横の壁にポツンとある扉。

「なかった、よな」

私達は扉の前まで来た。


私が、ドワノブに手を回したら無意識に佐藤くんと目を合わせた。

二人で行くよ、の合図のように深く頷くと、私はドワを開けた。


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