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これを恋とは呼べない♥

第3章 毎晩の危険

唇が離れていき、お互い肩で息をする。


「感度いいんだな。」



これからなにをするつもりなのか、全く想像もつかないが、なにかとてつもない不安を感じていた。


「兄ちゃん…なんかあったなら、話聞くから…やめよ?…和也も起きちゃう。」

できるだけ落ち着かせるように促すも、聞いていないようだった。



心のイライラを俺で埋めるかのように、好き勝手に俺に触る。


ついには股間に手を伸ばし、軽く揉みしごく。
陽咲殿行為を思い出してか、モノに熱が集まる感覚が分かった。



「に、兄ちゃんっ…ほんとに、だめだって。」



「高校生は楽だよな。社会人になってみろ?クソみたいなことばっかりでうんざりなんだよ。」

やはり会社でなにかあったのか、俺の腕を掴む手に力が入った。




スルっと兄ちゃんの手がパンツの中に侵入し、少し熱を持った俺のモノをきゅっと握った。



「あっ…、ちょ、ホントにダメだって…!…兄ちゃんっ…!」

「うるさい。ちょっとだけだから…」



ユルユルと扱かれると、快感には勝てずどんどん硬くなっていく。



「ふっ…ぅ、ぁ…兄ちゃん、…ダメ、だって…ぁあ」



「もう濡れてる。いつの間にこんなエロい体になったんだよ。」



それは多分ついさっきからです!!

なんてそんなこと言えるわけもなく…。



「兄ちゃ、ぁ、んっ…ダメだからっ、ぁぁ…ぅんっ」



小さく甘い声で喘いでしまっている俺を興奮したように見つめる兄ちゃんは、あろうことか、俺のケツに手を伸ばした。

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