
これを恋とは呼べない♥
第2章 興味が湧いたとかそんなわけない
「イク、イクイクっ…!ぁぁぁぁああ!!」
物凄い叫び声の後、部屋はしーんっと静まり返った。
「ありがとうございましたっ……ではっ」
そんな声が聞こえ、座り込んでいた俺はすぐに離れようとした。
…が。
ゴチンっ!
頭に激痛。
いって……頭、ぶつけた…。
ドアノブかよ!すっげー油断してた…。
じゃなくて!!絶対バレた…だめだ…終わった…。
頭を押さえ、涙目になっている俺をドアの隙間から盛れた光が照らした。
先ほどまで和也と激しく行為をしていた人であろう、可愛らしい顔をした小柄な男の人がこちらを驚いたような目で見ている。が、何も言わず、そのまま小走りで出ていってしまった。
取り残された俺を和也はニヤニヤしながら見ている。
「はるくん盗み聞きぃ?ほーんと、悪趣味」
部屋はなんだか生臭くて、ムンムンと蒸し暑い。ベッドには、白い液体…おそらく精液が飛び散っている。
「そんなつもりじゃ…。てか、こんな時間にヘンなことしてるのが悪いだろ。」
できるだけ平然を装い、行為後のベッドから目を逸らした。
「俺が悪いの?部屋の前通り過ぎればよかったのに。今日は純兄いないし、丁度いいと思ったんだけどねぇ」
なんだか話す気にもなれなくて、「あっそ。なにも見なかったことにするから。じゃ。」
と、少し尖った言葉を残し、去ろうとした。
が。
「なに怒ってんの?…もしかして、嫉妬?」
そうニヤニヤとしながら言われた。
物凄い叫び声の後、部屋はしーんっと静まり返った。
「ありがとうございましたっ……ではっ」
そんな声が聞こえ、座り込んでいた俺はすぐに離れようとした。
…が。
ゴチンっ!
頭に激痛。
いって……頭、ぶつけた…。
ドアノブかよ!すっげー油断してた…。
じゃなくて!!絶対バレた…だめだ…終わった…。
頭を押さえ、涙目になっている俺をドアの隙間から盛れた光が照らした。
先ほどまで和也と激しく行為をしていた人であろう、可愛らしい顔をした小柄な男の人がこちらを驚いたような目で見ている。が、何も言わず、そのまま小走りで出ていってしまった。
取り残された俺を和也はニヤニヤしながら見ている。
「はるくん盗み聞きぃ?ほーんと、悪趣味」
部屋はなんだか生臭くて、ムンムンと蒸し暑い。ベッドには、白い液体…おそらく精液が飛び散っている。
「そんなつもりじゃ…。てか、こんな時間にヘンなことしてるのが悪いだろ。」
できるだけ平然を装い、行為後のベッドから目を逸らした。
「俺が悪いの?部屋の前通り過ぎればよかったのに。今日は純兄いないし、丁度いいと思ったんだけどねぇ」
なんだか話す気にもなれなくて、「あっそ。なにも見なかったことにするから。じゃ。」
と、少し尖った言葉を残し、去ろうとした。
が。
「なに怒ってんの?…もしかして、嫉妬?」
そうニヤニヤとしながら言われた。
