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これを恋とは呼べない♥

第2章 興味が湧いたとかそんなわけない

「ただいまー。…ん?」


お客さんか。どーせ和也の女か男…。

あんなに正面切って好きとか言ったくせに…。


…べつにヤキモチとかそんなんじゃないから!!




靴の感じからして男の人かな。


「はぁ…自室行くのに和也の部屋の前通んなきゃいけないんだよなー…」

小さな愚痴を零しながら、恐る恐る和也の部屋の前を通る。



?!



「あっ、和也さっ…ン!、はげし、やっ…!ぁああ!!」

「いやじゃないだろ?ココおったてといてよく言うよ。気持ちいいんだろ?」

「あぁぁ、!!んっぁ、きもち、気持ちいいですっぅあ!」



こんな明るい時間から堂々とヤッてんじゃねーよ!バカ和也!!

ここ高校生住んでんだぞ?もっと気使え。
声くらい抑えろよ…!




でも…
……興味ないわけじゃない。
ゴクリと生唾を飲んだ。


そーっと扉に耳をくっつけ、中の音を静かに聞き取る。

「はっぁ、イキた、イキたいで、すっんん!、和也さっぁぁあ!」

「これとって欲しい?…ちゃんとオネダリしないとー。」

「あっん、あぁぁっ、はっ…ひ、イカせて、くださっ、俺のチンコ、壊れちゃ…!」

「よく出来ました。壊れちゃえばいいのにね。ほら、イっていいよ。俺もイキそー。」


ぐちゅんぐちゅん、と卑猥な水音が鳴り響いているのがよく分かる。

男同士でも気持ちいいんだ…。
想像すると、下半身に意識がいきそうで、慌てて想像した映像を頭から切り離した。

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