
これを恋とは呼べない♥
第2章 興味が湧いたとかそんなわけない
「はるにぃのノートなら俺代わりにやっとくし、それ職員室に持ってくなら、俺が持ってってあげるから、吉田さんは帰ってていいよー?」
え?
「あっ、、それなら、お言葉に…甘えて…。ありがとうございますっ…」
あーー!吉田さーーーーん!!!
タッタッタッと走り去ってしまった吉田さんを呼び止めることもできずに、愕然とする。
「もう!ひな!!今いいとこだったのに!」
「はるにぃが女の子と喋ってるなんて、我慢できるわけないじゃん」
さらっとそんなことを言われる。
どうして俺は陽咲と同じクラスなんだ…。
同じクラスじゃなかったら、邪魔されることもなかった…はず。
「はるにぃさ、もう諦めて俺のこと好きになっちゃいなよ。俺、これでも犯したい気持ちすっごい抑えてるんだからさー。」
何気ない顔でとんでもないことを言っている。
放課後の教室はガヤガヤとしていて、俺達の会話は聞こえていない。
それをいいことにドス黒いことを言いまくる我が弟に浅いため息をつき、カバンを提げた。
「あ、はるにぃ先帰ってて。俺漫画返してくるからー」
漫画ってどーせあの卑猥な漫画だろ…。
1人となった俺は近くの自販機でジュースを買い、そのまま重い足取りで家へと向かった。
え?
「あっ、、それなら、お言葉に…甘えて…。ありがとうございますっ…」
あーー!吉田さーーーーん!!!
タッタッタッと走り去ってしまった吉田さんを呼び止めることもできずに、愕然とする。
「もう!ひな!!今いいとこだったのに!」
「はるにぃが女の子と喋ってるなんて、我慢できるわけないじゃん」
さらっとそんなことを言われる。
どうして俺は陽咲と同じクラスなんだ…。
同じクラスじゃなかったら、邪魔されることもなかった…はず。
「はるにぃさ、もう諦めて俺のこと好きになっちゃいなよ。俺、これでも犯したい気持ちすっごい抑えてるんだからさー。」
何気ない顔でとんでもないことを言っている。
放課後の教室はガヤガヤとしていて、俺達の会話は聞こえていない。
それをいいことにドス黒いことを言いまくる我が弟に浅いため息をつき、カバンを提げた。
「あ、はるにぃ先帰ってて。俺漫画返してくるからー」
漫画ってどーせあの卑猥な漫画だろ…。
1人となった俺は近くの自販機でジュースを買い、そのまま重い足取りで家へと向かった。
