
これを恋とは呼べない♥
第1章 ファーストキスもセカンドキスも。
「あはっ、俺嬉しいなぁ。はるにぃに隠さなくていい日がくるなんて。」
やっと唇が離れた。
キスの仕方が分からず、息が出来なかったため、酸素をパクパクと吸う。
「違うって、ひなっ…そーゆーつもりじゃ…!疑って悪かった…って!ってか、なんでキスした?!」
「なんでって…はるにぃも、興味あるんでしょ?だから聞いてきたんでしょ?」
は?
「興味ってなに…」
「だから、びーえる。」
はぁ?!
誰がいつそんなこと言った?!
「ちが、はぁ?!なんでそーなった?!」
「え?はるにぃ、この漫画のこともオモチャのことも、知ってて遠まわしに興味ありますって言ってたんじゃないの?」
そう言いながら、卑猥な表紙の漫画と、動画の中でしか見たことがない大人のオモチャをちらつかせている。
「あ、キスしたのは単純にはるにぃのこと好きだからだよっ」
だよっ、って。ダメだろ!!
唯一の弟は違うって。和也の言ってることなんか嘘だって。そう思ってたのに。
「ひな、思い直せ。ホントは女の子が好きだろ?」
「んーん、はるにぃのことが好き。女の子なんか眼中にないもん」
ニコッと笑顔を向けられる。
いやいや、ニコッじゃないでしょ!!
早瀬家どーなってんの?
俺、今の今まで知らなかったんだけど、みんないつからホモに目覚めてたの?
俺は違うからな!!俺は女の子が好きだから!!
やっと唇が離れた。
キスの仕方が分からず、息が出来なかったため、酸素をパクパクと吸う。
「違うって、ひなっ…そーゆーつもりじゃ…!疑って悪かった…って!ってか、なんでキスした?!」
「なんでって…はるにぃも、興味あるんでしょ?だから聞いてきたんでしょ?」
は?
「興味ってなに…」
「だから、びーえる。」
はぁ?!
誰がいつそんなこと言った?!
「ちが、はぁ?!なんでそーなった?!」
「え?はるにぃ、この漫画のこともオモチャのことも、知ってて遠まわしに興味ありますって言ってたんじゃないの?」
そう言いながら、卑猥な表紙の漫画と、動画の中でしか見たことがない大人のオモチャをちらつかせている。
「あ、キスしたのは単純にはるにぃのこと好きだからだよっ」
だよっ、って。ダメだろ!!
唯一の弟は違うって。和也の言ってることなんか嘘だって。そう思ってたのに。
「ひな、思い直せ。ホントは女の子が好きだろ?」
「んーん、はるにぃのことが好き。女の子なんか眼中にないもん」
ニコッと笑顔を向けられる。
いやいや、ニコッじゃないでしょ!!
早瀬家どーなってんの?
俺、今の今まで知らなかったんだけど、みんないつからホモに目覚めてたの?
俺は違うからな!!俺は女の子が好きだから!!
