
これを恋とは呼べない♥
第1章 ファーストキスもセカンドキスも。
「じゃぁ、この箱は?こんなのあったっけ?」
少し早口になってしまった。
「え?あ、それはね、オモチャだよ。」
オモチャって…もう絶対大人のオモチャだろ!!
いやでも…1人でする時のためたもしんないだろ…。実の弟を疑うな俺!
「オモチャって誰と遊ぶんだよ。向かいの家のあの小さい子?」
「んーん。違うよ。」
「じゃー誰?」
着替え終わった陽咲がクルッとこちらを向く。
「そんなに知りたいの?使ってみる?」
え。
「いや、そんなつもりじゃ…!なんか、ちょーっと気になっただけっつーか…ね?」
「にしても、聞かれたくないことを二連続で聞かれるとさ、俺ももしかして…ってなっちゃうんだよねー」
気付かれてる?!
ちょっと聞いただけで疑ってることバレてる?!?!
「いや、そんなつもりはない!」
「えー?でも聞いてきたじゃん。そーゆーことなんでしょ?」
「違うって!決してひなをそんな目で見てたとかじゃないからっ!」
グイグイとこちらへ向かってくる陽咲の目は…怖い。獲物を狙っているライオンのような目だ。
トンっ…
もう後ろは壁。逃げ場はない。
あー…どうしよう。こんなことでケンカなんかしたくない…。
「ほんと、ごめ…」
ちゅ…
顔が一気に近付いてきたと思うと、そのまま唇が塞がれた。
今日何度目だ。
舌は入ってこないが、長い。
角度を変えて何度も何度も…。
「ん、ひな、…っ、ん…」
怒ってるんじゃないのかよ!!
どういうこと…?
少し早口になってしまった。
「え?あ、それはね、オモチャだよ。」
オモチャって…もう絶対大人のオモチャだろ!!
いやでも…1人でする時のためたもしんないだろ…。実の弟を疑うな俺!
「オモチャって誰と遊ぶんだよ。向かいの家のあの小さい子?」
「んーん。違うよ。」
「じゃー誰?」
着替え終わった陽咲がクルッとこちらを向く。
「そんなに知りたいの?使ってみる?」
え。
「いや、そんなつもりじゃ…!なんか、ちょーっと気になっただけっつーか…ね?」
「にしても、聞かれたくないことを二連続で聞かれるとさ、俺ももしかして…ってなっちゃうんだよねー」
気付かれてる?!
ちょっと聞いただけで疑ってることバレてる?!?!
「いや、そんなつもりはない!」
「えー?でも聞いてきたじゃん。そーゆーことなんでしょ?」
「違うって!決してひなをそんな目で見てたとかじゃないからっ!」
グイグイとこちらへ向かってくる陽咲の目は…怖い。獲物を狙っているライオンのような目だ。
トンっ…
もう後ろは壁。逃げ場はない。
あー…どうしよう。こんなことでケンカなんかしたくない…。
「ほんと、ごめ…」
ちゅ…
顔が一気に近付いてきたと思うと、そのまま唇が塞がれた。
今日何度目だ。
舌は入ってこないが、長い。
角度を変えて何度も何度も…。
「ん、ひな、…っ、ん…」
怒ってるんじゃないのかよ!!
どういうこと…?
