
狼くんを飼いますけど…
第4章 イタズラ禁止令
やめて… なんて言葉は言うだけ。
気持ちではダメと思っても、どんどん志貴の唇に、手に、指先に体が酔いしれていく。
「 ひゃっ!? あ… あぁ… 」
ツプンと私の中へと閉じた先へと濡れを利用して入ってきた。
「 …ん、ぁああ~… は… んんっ 」
シャワーが出ていないのに、やらしい音が小さく響く。
やだ、この音っ…
「 志貴っ… はっ、ぁあっ… 」
「 濡れすぎかな?食いつくのに指が滑る… もう少し締まってもらおうかな 」
「 え… や、待っ! んあっ、あっ… ひゃあん!」
ズプンッと何度も入る指。
キュンッと志貴の指を締めると、いっそう出し入れを激しくし、中で壁を刺激する。
志貴くんの指がっ…
ダメ、あぁ きちゃう!!
「 志貴く、ん… もう… はあぁぁ、んっ、あああっん!! 」
「 …イッたね 」
浴室の壁からズルズルと力なく座り込むが、志貴の指はまだ抜かれていない。
こんな気持ちいいの…
ソグソクして、気持ちいいの初めてかも…
郁斗に抱かれてた時は 指でなんてイッたことないよ。
指でされるのが気持ちいいなんて…
「 まだ締まってるね、すごい 」
「 …どうして、こんな… 」
初めて会った上に、何にも知らないのに…
私も私だよ…
志貴くんの指で濡れて 気持ちよくて イかされて…
あんなに ぐちゅぐちゅに濡れて…
「 笑留… 君が俺を救ってくれた、これから何度でもイかすよ。だって… 笑留の声がたまらなくて 可愛かった 」
そ… そんな事、言っちゃう!?
恥ずかしいっ
あんな声で可愛いとか…
「 指、今 締めたね?まだ欲しい?」
スッと中に入る指が中の壁を撫でる。
「 んっ… 」
「 笑留… シャワー出すよ?」
シャワーを出し、二人で濡れて、切った髪は流れていく。
塞がれる口に、声を漏らす事なく、秘部の中へ入る指と、突起を志貴の親指が刺激する。
たまらず志貴の首に腕を回してしがみつく。
気持ちい…っ…
「 イキそうなら イッていいよ 」
は…あぁ…
ダメ、もうダメ!
イクー!!
「 んんっ… んぁあああ!!」
