
ARS*ヒミツノコイ*
第5章 次の日
真由は某全国放送のテレビ局でメイクスタッフとして働いている。今までは和也と仕事が一緒になったことがなく、私が和也と出会う前も後も「あ〜二宮さんと仕事したい〜」とずっと漏らしていた。
「びっくりしたわよ〜、昨日急に入った仕事で朝ヒロインの子のメイクしてたら二宮さんが主演だって言うんだもん。急いで楽屋でたら二宮さんがのほほんと『真由ちゃん、おはよ〜』ってつったってた」
「よかったじゃん!念願叶ったね!」
和也が私の彼氏と言うことはひとまず横に置いといて、親友の希望が叶って純粋に嬉しい。
「ありがと。お礼にわたしが友香をスタジオに招待してあげようか?」
「えっ?!無理でしょ、私部外者だよ?」
「今ワックスが足りなくて困ってるの。ちょっと手が離せるスタッフいなくて、急いで必要だから買ってきてくれない?いつも私が使ってるワックスだから。警備員さんには伝えとく」
なんか和也ダシに使ってパシリをさせられてる感が拭えないけど、その言い訳を使えば和也の仕事がすぐそばで見られる!!
「ありがと真由!すぐ買って持ってく!」
「びっくりしたわよ〜、昨日急に入った仕事で朝ヒロインの子のメイクしてたら二宮さんが主演だって言うんだもん。急いで楽屋でたら二宮さんがのほほんと『真由ちゃん、おはよ〜』ってつったってた」
「よかったじゃん!念願叶ったね!」
和也が私の彼氏と言うことはひとまず横に置いといて、親友の希望が叶って純粋に嬉しい。
「ありがと。お礼にわたしが友香をスタジオに招待してあげようか?」
「えっ?!無理でしょ、私部外者だよ?」
「今ワックスが足りなくて困ってるの。ちょっと手が離せるスタッフいなくて、急いで必要だから買ってきてくれない?いつも私が使ってるワックスだから。警備員さんには伝えとく」
なんか和也ダシに使ってパシリをさせられてる感が拭えないけど、その言い訳を使えば和也の仕事がすぐそばで見られる!!
「ありがと真由!すぐ買って持ってく!」
