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嵐の俺と、パパの俺。

第2章 なにがどうなって

翔side


そんなことがあったなんて露知らず、俺は、仕事をなんとかやり終えた達成感出あふれていた。


帰りに、松下さんに飲みに誘われたが、ニノに用事があるからと断り、ニノを探しに行ったが、彼はだいぶ前に帰ったと、彼の部下に言われた。


仕方なく帰宅。


リビングには忠が積み木で遊んでいたが、智くんの姿が見当たらない。


あれ?

「忠、智くんは?」


「ママは具合が悪いって言って寝てる!」


ま、まま!?

そうか、俺がパパなら智くんはママか、なるほど。



それより、具合が悪いって。

今朝は元気そうだったのに。


心配になって寝室に行くと、智くんが布団にくるまっていた。


ゆっくり近づくと、


「翔くんおかえり」


小さな声が聞こえた。



「智くんおかえり。具合大丈夫?」



そっとおでこに触れるが熱はなさそう。



「うん。でも今日はご飯作りたくない。」


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