無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

それから俺の朝ご飯とお昼ご飯はすごくカロリーを抑えた食事に変わった


炭水化物は少しだけ
後はサラダとかの野菜類

朝ごはんはスムージーだけの時もあった


それと、どんなに辛くてもちゃんと運動すること、と茜さんに言われて腹筋が痛いのを我慢してもトレーニングを続けた

最初はお腹は空くし筋肉痛は辛いしで大変だったけど、数日後からはそこまでキツくも感じなくなってた


問題は晩御飯

晩御飯だけは毎回拓真さんが用意してくれるから、カロリーを抑えてとは言えない

でも晩御飯が1番たくさん食べたりしちゃダメだって言われたから


「拓真さんごめん……まだちょっとお腹気持ち悪いから、ご飯少なめにして」


とお願いして量を減らして貰った

拓真さんには毎回「大丈夫か？」とか「病院に連れて行った方がいいんじゃないか」とか心配されたけど、少しずつ良くなってると言い張って流し続けた


ごめん拓真さん
痩せたらちゃんと話すから！！

もうちょっと頑張らせて


そしてこうした俺の努力は、数週間でちゃんと結果として返ってきた


「お、おぉぉぉぉ……！？」


拓真さんが仕事に行っている間、恒例の体重チェックをしていた俺