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泣かぬ鼠が身を焦がす

第12章 盲目

ノラ視点


「あぁぁ……っ、ぐぅ……んぁあっ」


無機質な部屋に俺の喘ぐ声と機械音が響いている

機械音は俺のアナルからのもので、やたらと太いディルドとその奥に更に入れられているローターの音だ

奥でローターが震えて、手前はディルドでぐちゃぐちゃにかき回される

平静を保つ余裕なんてあるわけない


「んぁ、やっ……あ、イく、イ……っ」


ただただ、限界に限りなく近いところまで高められては


「まだダーメ」


と焦らされる

この繰り返し


スイッチを止められた大人用玩具達が静かになると、俺の高ぶりは行き場を無くして身体の中で暴れる


もう、キツイ
無理

体力も限界でくったくたなのに
意識を飛ばせないほど興奮してる


「はっ、はっ、はっ」


浅い息を繰り返す俺を、楽しそうに眺めている藤本は気まぐれに俺のちんこを指で突つく


「あぁあっ、やぁ……ん」
「あはは、可愛い。見て? ノラ。ノラのここ、カウパー垂れ流しながらぴくんぴくん、て可愛く揺れてるの」


わざわざ説明すんなよ……っ
言われなくてもわかるっつーの!


「それにね、ピンク色のアナルももっと頂戴ってひくひく動いてる」

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