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きっとね。

第1章 すこしだけ SXJ

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潤だってもう大人になった。
昔みたいに翔くんなんて甘えてくれることもない。
大事な嵐のメンバーなんだ。
わかってる。
これは伝えるべきではない感情だってことくらい。

カードキーを出そうとすると手が離れた。
温かかったのに。
急に冷たい空気に触れ寂しくなった。

ドアにカードをさしながら
S「あっ、のさ。潤はもう寝るだけ?」
J「え?」
S「だーかーら、まだ仕事残ってんのかって」
J「は?えーあ、うん。まだ何曲か聴いときたいのがあるから確認だけね。」
S「そっか、無理はすんなよ。」
J「うん、ありがとね。おやすみ。」
S「・・・おう」

パタン

潤なんて久しぶりに呼んだ。
昔は翔くんって呼んでくれてた潤もいつのまにか翔さんって呼んでくるようになったから俺もちょっと距離をとるじゃないけど周りにあわせて松潤と呼ぶようになっていった。
潤っていえた(照)
でも今の顔ってもしかして潤
なんか悩んでる?
珍しく手をつながれて浮かれてたけどなにかあったのか?
落ち着け俺。
どうすれば1番いいのか考えろ。




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