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きっとね。

第1章 すこしだけ SXJ

S

・・・できたかな?
大きな失敗もなく終われたんじゃないだろうか。
にしても右腕パンパン(笑)



四人で先にホテルへ戻った。
潤はやはり打ち合わせをしてるようでなかなか戻ってこなかった。
ホントにストイックだからな…。

俺は部屋で一人考えていた。
すっきりしない。
何かひっかかることがあるのだ。


コンコン
S「はい。(ガチャ)」
A「ゴメンね。ちょっとだけいい?話したいことあって。」
S「何改まって?入りなよ。」
A「お邪魔しまーす。」

相葉くんが話したいことって何だろう。
ちょっと改まった感じに身構える。
ソファーに掛けてもらって、ペットボトルのお茶を一本渡す。
俺はデスクの椅子をまわし向かいに座った。

S「話って?」
A「ん、あのね…翔ちゃんと松潤どうなったかな~って」
S「ぶほっ!えっ!!!なにが!?」

盛大にお茶を吹いた。

A「ヤダー汚いよ~」
S「ゴメンっ」

慌ててティッシュで拭いた。

A「なんかでもうまくいっちゃた感じかな?笑」
S「何がだよ!何もねーよ」
A「嘘つかなくていいじゃん。
 みんな心配してるんだからさ~」

みんなって‥‥みんなだよね?
バレバレってこと?(恥)

S「はぁ~、なんかよくわかんないんだよ。」

素直に言ってみた。

A「何で?」
S「俺の気持ちはちゃんと伝えたわけよ。
 でも、答えはもらえてない。」
A「ホントに!?翔ちゃん頑張ったね。
 だからか~うんうん。大丈夫だよ!!
 さて、任務完了。
 じゃ~ね~」

いきなり立つから俺も一緒についドアまでついていった。
ガチャ
相葉くんがドアを開けると向かいのドアが開いててにのと智くんがいた。

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