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きっとね。

第1章 すこしだけ SXJ

S

潤の機嫌があきらかに悪い。
本番前だから多少イラつくことはあっても今日は特別ひどい。


今朝はあんなにいい顔してたのに。

O「翔ちゃん、松潤大丈夫かな~」
S「やっぱそう思う?」
O「わかるよ~。
 ・・・んで、なにがあったの二人。」
S「えっ。」
O「ほら見てよ。。松潤今日ずっと翔ちゃんのこと見てんだよ。気付いてないの?」

たしかに何度か視線は感じていた。
動きをチェックしてるだけだと思ってた。

S「俺かぁ」
O「多分翔ちゃんに怒ってるわけじゃないとおもうけどね。」
S「え?」
O「やきもちさんだな~
あ、にのが見てる。もどんなきゃ俺までぷんぷんされちゃうからね~」

やきもち?おれが?潤が?にのが?
よくわからなかった。でも大野さんが言って来るってことは俺と潤の問題なのかも知れない。
あの人は見てないようでよく見てるから。

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