
密ばち
第8章 男達の噂話
蓮といつもの会話を終え、午後の講義も休みだった為、啓二は図書館の個室にて課題をしていた。
しかし、ふと手が止まる。
昨日の彼女との淫らな時間…
柔らかい胸、つるつるの素肌。
パンツから厭らしく糸をひく彼女。
火照った顔は瞼を緩く下ろす。ぼや~っとしたエッチな表情になる。
その全てを思い返すだけで、啓二のアソコは熱を帯びてしまう。
と、その時。
ふとドアガラスの向こう側を見ると…
その彼女がいた。
思わず席を立ってしまうが、もうひとつ気になる存在を確認した。
彼女の隣には、男。
楽しそうに話をしている。
同い年くらいだろうか、
笑顔をゆるした彼女の表情を見る限り、ただのナンパ野郎ではないみたいだ。
次の瞬間、彼女と目があった。
少し恥じらいながらうつむく姿はとても愛しいと思う啓二。
が、隣にいる男がスタスタこちらに向かってきた。
慌てる彼女。
ガチャ。
個室のドアを速攻で開けたその男はなにやら物言いたげである。
(け、結構男前だなあ…)
少し関心しているのもつかの間、いきなりこう告げられる。
「あの。弥月に近寄らないでくれますか?あいつに変なこと教えないでください!」
(………………)
啓二は目を丸くしていた。
さっきまで火照っていた啓二の部分はすっかり元気がなくなってしまった。
この男は誰だろう。
だがこれだけはわかった。
「みつき」と呼ばれるあの子を、目の前にいるこの男と争うことになるであろう、と。
慌てて弥月が仲裁に入るまで、二人は見えない火花を散らしていたのであった。
しかし、ふと手が止まる。
昨日の彼女との淫らな時間…
柔らかい胸、つるつるの素肌。
パンツから厭らしく糸をひく彼女。
火照った顔は瞼を緩く下ろす。ぼや~っとしたエッチな表情になる。
その全てを思い返すだけで、啓二のアソコは熱を帯びてしまう。
と、その時。
ふとドアガラスの向こう側を見ると…
その彼女がいた。
思わず席を立ってしまうが、もうひとつ気になる存在を確認した。
彼女の隣には、男。
楽しそうに話をしている。
同い年くらいだろうか、
笑顔をゆるした彼女の表情を見る限り、ただのナンパ野郎ではないみたいだ。
次の瞬間、彼女と目があった。
少し恥じらいながらうつむく姿はとても愛しいと思う啓二。
が、隣にいる男がスタスタこちらに向かってきた。
慌てる彼女。
ガチャ。
個室のドアを速攻で開けたその男はなにやら物言いたげである。
(け、結構男前だなあ…)
少し関心しているのもつかの間、いきなりこう告げられる。
「あの。弥月に近寄らないでくれますか?あいつに変なこと教えないでください!」
(………………)
啓二は目を丸くしていた。
さっきまで火照っていた啓二の部分はすっかり元気がなくなってしまった。
この男は誰だろう。
だがこれだけはわかった。
「みつき」と呼ばれるあの子を、目の前にいるこの男と争うことになるであろう、と。
慌てて弥月が仲裁に入るまで、二人は見えない火花を散らしていたのであった。
