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密ばち

第17章 よぎってしまう記憶

やがて右手を弥月の下腹部に移動させると、そこは既にしっとりと湿っていることが分かった。



いますぐ刺激が欲しいため、下着の中に指先を滑り込ませる。



そして、果実に挟まれた蕾に触れた。






「……っああっ!」





いきなりの刺激に身体をビクンッとさせる弥月。


蜜をすくいとってその蕾に塗り、円を描くようにして揉みしだく。





「んっ……あんっ!き、もちっ……」





指先は入るか入らないか、その境目をさまよっており、彼がしてくれたように焦らしてみる。




「んっ…せんぱ……っ!おねがいっ!」





彼を想像しながら指先を中にいれるその時だった。





ガチャッ






「!?」





誰かが部屋に入り、驚きで身を硬くする弥月。



そこにいたのは……





海辺で出会った男。



連だった。



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