
密ばち
第6章 夢もつかの間
「…っも…!だ…めっ……」
「…だめ?」
啓二は手を止めた。
「…あっ」
1秒前まで感じていた気持ちよさが止められ、思わず声がもれてしまう。
「確かに強引すぎたね…。しかも教室で。いきなりごめんね?」
壁に押されていた圧力もなくなり、はだけた弥月の服を元に戻す。
「嫌われたかな…?」
少し憂いのある瞳。
首を傾げながら弥月の頭をぽんっと優しく撫でる。
「……っっ」
弥月の胸はときめいてしまった。
必死に感情を抑え、うつむく。
「じゃあ…ね」
少しだけ口角を上げ、教室の出口の方へと振り向く。
啓二が足を伸ばしたその時。
ギュッ…
即座に引っ張ったのであろうTシャツの裾が、彼を呼び戻す。
弥月は無意識に啓二の服を掴んでいた。
何でなのかはわからない。
掴んだところで何も言えやしない。
そんなこと自分でもわかっているはずなのに。
ただ、潤んで見つめる瞳がそれを伝えていた。
抑えようとしていた感情も、頬を染める。
「…それ……ずる…」
啓二は壊れるくらいに胸の鼓動が早くなる。
それでも優しく微笑みながら弥月へと近づき、
「……っ///」
影が一つに重なった。
大事そうに頬に手を添えながら、
「…また、くるから……」
そう彼女に告げて教室を出ていった。
弥月は暫くその場から動けなかった。
帰宅し、お風呂に入る弥月。
長い脚、艶やかな黒髪。
バストは豊満な方だ。
抜群のプロポーションではあるが、高校時代までそのスタイルを露にすることなかった。
――チャポン
湯船に浸かる。
「…ふぃ~っ…やっぱお風呂って落ち着く…」
目を閉じながら今日1日を振り返ろうとするが……一番に彼との淫らな時間を思い出す。
「…やだっ、わたしってば何考えてんだろ!!!」
ブンブンと頭を左右に振るが、意識すればするほど鮮明に思い出す。
そしてそれは弥月の秘所を濡らしてしまうのだ。
「…なんか…変な気持ちになっちゃう…」
そして、弥月の手は下腹部へと伸ばしてしまうのであった。
「…だめ?」
啓二は手を止めた。
「…あっ」
1秒前まで感じていた気持ちよさが止められ、思わず声がもれてしまう。
「確かに強引すぎたね…。しかも教室で。いきなりごめんね?」
壁に押されていた圧力もなくなり、はだけた弥月の服を元に戻す。
「嫌われたかな…?」
少し憂いのある瞳。
首を傾げながら弥月の頭をぽんっと優しく撫でる。
「……っっ」
弥月の胸はときめいてしまった。
必死に感情を抑え、うつむく。
「じゃあ…ね」
少しだけ口角を上げ、教室の出口の方へと振り向く。
啓二が足を伸ばしたその時。
ギュッ…
即座に引っ張ったのであろうTシャツの裾が、彼を呼び戻す。
弥月は無意識に啓二の服を掴んでいた。
何でなのかはわからない。
掴んだところで何も言えやしない。
そんなこと自分でもわかっているはずなのに。
ただ、潤んで見つめる瞳がそれを伝えていた。
抑えようとしていた感情も、頬を染める。
「…それ……ずる…」
啓二は壊れるくらいに胸の鼓動が早くなる。
それでも優しく微笑みながら弥月へと近づき、
「……っ///」
影が一つに重なった。
大事そうに頬に手を添えながら、
「…また、くるから……」
そう彼女に告げて教室を出ていった。
弥月は暫くその場から動けなかった。
帰宅し、お風呂に入る弥月。
長い脚、艶やかな黒髪。
バストは豊満な方だ。
抜群のプロポーションではあるが、高校時代までそのスタイルを露にすることなかった。
――チャポン
湯船に浸かる。
「…ふぃ~っ…やっぱお風呂って落ち着く…」
目を閉じながら今日1日を振り返ろうとするが……一番に彼との淫らな時間を思い出す。
「…やだっ、わたしってば何考えてんだろ!!!」
ブンブンと頭を左右に振るが、意識すればするほど鮮明に思い出す。
そしてそれは弥月の秘所を濡らしてしまうのだ。
「…なんか…変な気持ちになっちゃう…」
そして、弥月の手は下腹部へと伸ばしてしまうのであった。
