
屈辱的な罠
第2章 罰
尻餅をついた俺は、佐藤に担がれベッドに放り投げられた。
ケンカが強いという噂は本当だったらしく、
一発殴られただけで体が思うように動かない。
それをいいことに服を全て脱がされ、両腕を縄で縛られ足はベッドについてる鎖に嵌められた。
今の状況は手が頭の上にあり、足がM字開脚になっている。
これほど屈辱的な体制をさせられたのは初めてだ。
「くそ・・・離せっ」
「いー眺め。まさか学校1のイケメン君を縛れるなんてね」
「結城がモテすぎんのが悪いんだぞ?」
「たっぷり反省してもらわねーとなぁ」
口々にそう言ってビデオカメラを設置した。
「さぁてと、まずは・・・これ飲んで」
三浦が変な色の液体が入った小瓶を、俺の顔の目の前にちらつかせる。
「ムリに決まってんだろ」
「お前の体に媚薬流し込んだら、どうなっちゃうんだろうね」
口を閉じて受け付けようとしない俺の鼻をつまみ、無理やり口を開けさせ媚薬を流し込んだ。
ここからが悪夢のはじまりだった。
