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ちょっぴり危険で不思議な恋!!?

第1章 現れた2人

くぅ&シルバーside

琴美がお風呂へ入ってから。

く「おい、琴美にあんな嘘ついてよかったのかよ」

くぅがベッドで寛いでいるシルバーへ向かって話しかけた。

シ「別にいいじゃん!どうせ、すぐ抱いてさっさと“国”に戻ることになるだろーし。」

どうでも良いようなことの様に話すシルバー。

その言葉に眉間にシワを寄せるくぅ。

く「お前は琴美が好きじゃないのか?」

シ「好きだよ。でも、僕は琴美より早くあの“王の座”が欲しいんだよ。」

シルバーは琴美を道具として見ているようだった。

く「琴美を傷つけることになってもか?」

シ「………あぁ。」

その返事を聞いたくぅは呆れたような顔をした。

く「もう好きにしろ…」

シ「…お前も言えねぇだろ。国の女は道具のようにしか思ってねぇくせに。」

シルバーがくぅを睨む。

く「ッ……」

シ「お互い様だろ?だから、お互いのことに何も言わない、口出ししない、干渉し合わないでいいだろ?
この話は終わり~」

さっきまで睨み付けてたシルバーは、笑顔に戻っていた。



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