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俺の幼馴染

第3章 SM掲示板

そのまま俺たちは流れに乗って会話を続けた。

ちなみに瑠夏さんのプロフィールは、容姿とSかMかをざっくりと説明しただけのもので、まだ俺は瑠夏さんのことをあまり知らない。


『瑠夏さんって年はいくつなんですか?』

俺の予想は、かなり年上。だって大人っぽいから。

『要さんと同じ高校2年生です。』

『えっ⁉︎』

俺と同い年⁉︎

驚いて咄嗟に書き込んでしまった。

『驚いた?だから呼び捨てタメ口でいいよ。』

『てっきり年上だとばっかり思ってた!ありがとう、瑠夏!』

妙に緊張していた数分前に比べると、同い年ということを聞いてかなり親近感が生まれ緊張感は薄れる。

なんだか嬉しくて楽しい。

『いえいえ!俺も要って呼んでいいか?』

『もちろん。』

俺は画面の前で顔を綻ばせた。

案外まともな人もいるもんなんだな、と画面を見つめる。

『えっと、それで…要は虐められるのが好きなんだって?』

適当に会話をしていると、急に瑠夏から話題を切り替えられる。

ついにこの掲示板の本題に入ろうとしていた。

『うん。恥ずかしいんだけど、紛れもない事実で…。』

『恥ずかしくなんかねえよ。堂々としてればいい。』

『今日友達にばれちゃったんだよ。まあ、そいつのこと信頼してるから大丈夫かな。』

気付くとそんなことまで瑠夏に話していた。

『俺も友達認定だよw』

『認定されたドSか、羨ましいっすw』

特にいかがわしい話ではなく、これまた気楽にレスポンスを出し続けた。

やっぱり瑠夏とは話しやすい。

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