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俺の幼馴染

第3章 SM掲示板

『んー、やっぱり要可愛いなw』

普通に掲示板で会話を続けていると、不意に“可愛い”と書き込まれた。

やっぱり瑠夏はゲイなのか?まあそれが普通か…と動揺する心を無理やり落ち着かせる。

俺が数分間レスポンスを返せずにいると、

『ごめんごめん、誤解した?俺、誰にでも言っちゃうんだよね。つか俺、もともとはゲイじゃねえよ。』

とレスポンスが届いた。

うえ?

またもや驚かされた。

てことは俺と同じノーマル?

『勝手に誤解してた、ごめん。でも嫌じゃなかったから大丈夫!それより、俺もノーマル!同じだな。』

『まじか。でも俺、要ならいけるかもしんないわw』

またまたー、冗談を。

だから俺も冗談で悪ノリする。

『俺も瑠夏なら虐められても喜べるかもw』

『是非虐めてみたいものだなw』

『瑠夏、変態!w』

ノーマルと聞いて警戒心が一気になくなった俺は、前よりもずっと楽に瑠夏と話せるようになっていった。

でもこの話し方、何処かで胸に引っかかる。

何かの勘違いだろうと、俺はさほど気にしてはいなかった。

というか、時刻は既に午前0時。

やっべ、寝なくちゃ、と慌てて書き込もうとすると、既に瑠夏からレスポンスが届いていた。

『要、さっきから誤字脱字が多くね?眠たいのか?』

まるで見透かされたようで、でも気遣いだと思い、俺はそれが嬉しくもあった。

『うん、眠い…。そろそろ寝るわ。』

『了解、おやすみ。明日も来るから。』

『ん、おう。おやすみ。』

明日もここで会う約束をし、俺は携帯を閉じた。

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