
誠の華
第1章 出会い
土方side〜
今まで女と接吻するなら真っ赤な紅に薄くて形の良い唇が最高だと、信じて疑わなかった俺
白粉の匂いに白くて細い身体
抱くのはいつもそんな女ばかり
それなのに...
ヤベェ...一度触れたら麻薬の様にもう一度したくなる
柔らかな唇に潤んだ瞳
ハァーッ...抱きてぇ
この小さくて柔らかな生き物を抱き締めてぇ...
そっと手の拘束を緩め腰に手を回した
そして密着する様に抱き締めると余りの柔らかさに吃驚した
嫌、太ってるとかでは無く、細いのに柔けぇ...
変な着物の隙間から手を忍び込ませる
吸いつく素肌に目眩が起こる
もっと触りてぇ
そしていい匂いがする...
俺の欲望を滾らせるのは充分だった
コイツが悪い
あんなに可愛い事言うから
コイツの中はどんなんだ?と邪な思いが沸き起こる
今すぐ入れてぇ
