
誠の華
第1章 出会い
「で、正直に吐け」
その言葉で、やはり信じてはくれないか...と、溜息を吐いた
「まぁ信じろって方が無理ですよ、ね?」
ね?と、私に向き直り、顔を傾け聞かれても困る
さてどうしたものかと、2度目の溜息を吐き出した
「何か証明出来るものが有れば別ですけど?」
の声に顔を上げた
証明...証明か...何か有ったかな?
と、数秒間考え...
あ!
もしかしたら鞄に何か有るかも、と、キョロキョロ視線をさ迷わせた
「テメェ、何してんだ?」
眉間の皺は癖なのかもしれない、ずっと皺が寄ったままだから
「嫌、あの、私のリュックサックは何処ですか?」
「りっくさっく?何ですかそれ?」
しまった...リュックサックは通じ無いんだった
「えっと、私が持ってた大きな風呂敷です」
と、言いながら再びキョロキョロすると
「もしかしてこれですか?」
と、沖田さんの背後から私の大きなクマのぬいぐるみ付きリュックが出て来た
悪びれる様子もなく
「開けようとしたんですが...あかないから斬っちゃおうかと思っちゃいました!」
ハハハッと、笑う沖田さんに危なかったと胸を撫で下ろした
沖田さんからリュックを受け取り中を覗くと、興味津々と言った感じに顔を近づけて来た
整った顔だな...と、思いながら手を動かす私
再びリュックに視線を写した私を沖田さんが見つめてた何て気付かなかった
その言葉で、やはり信じてはくれないか...と、溜息を吐いた
「まぁ信じろって方が無理ですよ、ね?」
ね?と、私に向き直り、顔を傾け聞かれても困る
さてどうしたものかと、2度目の溜息を吐き出した
「何か証明出来るものが有れば別ですけど?」
の声に顔を上げた
証明...証明か...何か有ったかな?
と、数秒間考え...
あ!
もしかしたら鞄に何か有るかも、と、キョロキョロ視線をさ迷わせた
「テメェ、何してんだ?」
眉間の皺は癖なのかもしれない、ずっと皺が寄ったままだから
「嫌、あの、私のリュックサックは何処ですか?」
「りっくさっく?何ですかそれ?」
しまった...リュックサックは通じ無いんだった
「えっと、私が持ってた大きな風呂敷です」
と、言いながら再びキョロキョロすると
「もしかしてこれですか?」
と、沖田さんの背後から私の大きなクマのぬいぐるみ付きリュックが出て来た
悪びれる様子もなく
「開けようとしたんですが...あかないから斬っちゃおうかと思っちゃいました!」
ハハハッと、笑う沖田さんに危なかったと胸を撫で下ろした
沖田さんからリュックを受け取り中を覗くと、興味津々と言った感じに顔を近づけて来た
整った顔だな...と、思いながら手を動かす私
再びリュックに視線を写した私を沖田さんが見つめてた何て気付かなかった
