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誠の華

第1章 出会い



「私はっ......今から約150年後の未来から来ました」



「「...」」


な、何で無言?



私を見つめたままピクリとも動かない二人



恐る恐る



「土方さん?」




と、声を掛ける私


何秒沈黙が続いただろう



徐ろに土方さんがゆらりと立ち上がると



「てめぇ、本当の事言わねぇと犯すぞ」


と、顔を近づけて来た



それに反応した様に



「な、何言っ「それは聞き捨てなりませんね」」


言葉を発するも、沖田さんにすぐさま遮られた



そしてどういう訳か土方さんの鼻スレスレに刀をやり、ニコリ微笑むと


「そんな美味しい話...じゃなく、鬼さんはお疲れの様だから聞き出すのは俺が変わりますよ」と、私の腕を取った



ちょ...何?は?



呆気に取られる私を尻目にすかさず捲し立てた土方さん


「何言ってやがんだ!尋問は俺に任せてお前は指でも加銜えて...じゃなく俺の華麗なる手捌きを「何言ってるんですか!いやらしい目付きして、何が華麗なる手捌きですか!この方にヤらしい事をしたいだけでしょう」な、何言ってやがる、俺がこんなちんちくりんに欲情するかっ!」へぇ、じゃあ俺が喜んで変わって上げますからご心配なく!」



は、早口過ぎてちんちくりんと沖田さんのご心配無くしか解らなかった...




結局何?



沖田さんは私の腕を持ったまま離さないし...

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