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この手を離さないで

第8章 第八章 迷い


その後、渚ちゃんの仕事先のレストランに行ってご飯を食べる事になった。


カラン、カラン


「いらっしゃいませ。って、渚!?」



「お疲れー。お昼食べたいんだけど、席空いてる?」


「空いてるっちゃ、空いてるけど…。」

店員が俺の方を見てきた

いつもの癖で営業スマイルを彼女に向けた。



「ちょっと、渚こっち来なさい!」



とか言って、渚ちゃんを連れてどっかに行ってしまった。


俺放置かよ…。


仕方なく、近くのカウンターに腰掛ける。




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