
神籬の内
第1章 荷物
ほんの少しよそ見をしていたせいか、入らなければならない道を過ぎてしまいぐるっと外から周りこんで一本筋を利用して戻る。古都町に入ると今度こそ間違えまいと、案内に従い道を進む。戸建てが並ぶ道沿いのどんつきに依頼をしたという人物の邸宅が立っていた。
「でか!! ここか……家おっきんごね、ちょっと洋館みたいでドキドキするんだけど……」
そう思いつつ、チャイムをリンゴーンと鳴らす。するとすでに話は通っていたのか、人物は穏やかな笑顔で温かく迎え入れてくれた。
「いらっしゃい、こんなところまで来てもらって申し訳ない。足を少々傷めてしまって、どなたか居ないかとお願いしたのです。……わざわざお越しいただきありがとうございます。此処ではなんですので、中にどうぞ。飲めない飲み物はありますか?」
町内会長だと聞いていたから年上を想像してたのか、目の前の青年を見る。奇麗なと思うが、鮮やかな髪色に奇麗なペリドットグリーンの瞳が印象的だなと思う。自分も容姿はいい方だからきちんとした服装をしろと。よく兄に怒られていたのを想い出して内心で苦笑した。
「どうしました?」
家に入らずにぼんやりとする晃に、彼は小首を傾げて問う。仕草が驚くほど洗練されているという印象を受けてしまうのは、日本舞踊や武道などの凛とした姿勢のようだなぁっと、少しだけ思って笑いかけた。
「でか!! ここか……家おっきんごね、ちょっと洋館みたいでドキドキするんだけど……」
そう思いつつ、チャイムをリンゴーンと鳴らす。するとすでに話は通っていたのか、人物は穏やかな笑顔で温かく迎え入れてくれた。
「いらっしゃい、こんなところまで来てもらって申し訳ない。足を少々傷めてしまって、どなたか居ないかとお願いしたのです。……わざわざお越しいただきありがとうございます。此処ではなんですので、中にどうぞ。飲めない飲み物はありますか?」
町内会長だと聞いていたから年上を想像してたのか、目の前の青年を見る。奇麗なと思うが、鮮やかな髪色に奇麗なペリドットグリーンの瞳が印象的だなと思う。自分も容姿はいい方だからきちんとした服装をしろと。よく兄に怒られていたのを想い出して内心で苦笑した。
「どうしました?」
家に入らずにぼんやりとする晃に、彼は小首を傾げて問う。仕草が驚くほど洗練されているという印象を受けてしまうのは、日本舞踊や武道などの凛とした姿勢のようだなぁっと、少しだけ思って笑いかけた。

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