
妻であること、女であること(仮
第1章 女の勘
翌日
「じゃあら陶子は結局疑ってるんだ。
旦那の前で何もなかったようなフリしたってことは」
ズバリ私の心中を見透かしたのは、友人の朝夏。
考えるのをやめようと思いながらも
昨日の夜寝付けなかった私は
パート終わりに朝夏の家にきてしまったのだ。
「うん…、やっぱりおかしいなって思っちゃって」
「じゃあ聞いてみれば?
その時のこと詳しく。
その、元同僚さんに」
「いや〜ちょっと聞きづらいな…。
どんな人だった?なんて、もう浮気を疑ってる感じ満々じゃない?」
「そりゃそうだけど。
いやでもあの尚太さんが浮気するとは思えないけどなぁ〜」
「そうなのよね…」
「おかしなとこ、なにもないんでしょ?」
「うん…」
「あっちは?」
「あっち?」
「夜の生活」
あっちとは、夜の生活のことだとすぐに分かっていた。
それなのにはぐらかしたのは、その会話を避けたかったから。
夜の生活どころか
キスだっていつしたのか忘れてしまっていたから。
「それは……、しばらくないけど」
「しばらくって?」
「やだ、変なこと聞かないでよ朝夏」
「いやいやいや、大事なことじゃん!
うちらはちゃんとやってるよ?時々」
「そ、そうなの?」
「じゃあら陶子は結局疑ってるんだ。
旦那の前で何もなかったようなフリしたってことは」
ズバリ私の心中を見透かしたのは、友人の朝夏。
考えるのをやめようと思いながらも
昨日の夜寝付けなかった私は
パート終わりに朝夏の家にきてしまったのだ。
「うん…、やっぱりおかしいなって思っちゃって」
「じゃあ聞いてみれば?
その時のこと詳しく。
その、元同僚さんに」
「いや〜ちょっと聞きづらいな…。
どんな人だった?なんて、もう浮気を疑ってる感じ満々じゃない?」
「そりゃそうだけど。
いやでもあの尚太さんが浮気するとは思えないけどなぁ〜」
「そうなのよね…」
「おかしなとこ、なにもないんでしょ?」
「うん…」
「あっちは?」
「あっち?」
「夜の生活」
あっちとは、夜の生活のことだとすぐに分かっていた。
それなのにはぐらかしたのは、その会話を避けたかったから。
夜の生活どころか
キスだっていつしたのか忘れてしまっていたから。
「それは……、しばらくないけど」
「しばらくって?」
「やだ、変なこと聞かないでよ朝夏」
「いやいやいや、大事なことじゃん!
うちらはちゃんとやってるよ?時々」
「そ、そうなの?」

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