
中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜
第20章 飽食の時。栞(1)
静かな部屋に、月光だけが細く差し込んでいた。白いシーツの上に横たわる栞の身体は、まるで水の底に沈んだ白い花のように、淡く、透き通って見えた。
彼女の肌は、触れればすぐに熱を伝えるほど柔らかく、汗の薄い膜が月光を受けて、ところどころに小さな光の粒を浮かべている。
僕のものが、彼女の奥へとゆっくりと沈み込むたび、内壁がわずかに震えた。最初は拒絶するような硬さがあった。
けれどその硬さは、繰り返しの動きの中で、少しずつ、熱い蜜に溶けてゆくように柔らかくなっていく。栞の呼吸が乱れた。鼻から漏れる浅い息が、時折、喉の奥で詰まり、「あっ……」という、ほとんど声にならない吐息になる。
彼女の四肢は、最初こそ力を入れて耐えていた。指先がシーツを掴み、足首が緊張して伸び、太ももがわずかに硬直する。その緊張は、痛みの名残と、羞恥と、そして自分の身体が悦びに反応してしまうことへの戸惑いが、複雑に絡み合ったものだった。
けれど、抜き差しを繰り返すうちに、その緊張は徐々に解かれていく。筋肉が、意思に反して弛緩し、絹のようなしなやかさを取り戻していく。背中の線が緩み、腰が自然に沈み、太ももが内側から熱を帯びて開いていく。
内壁が、僕の先端を包み込むようにうねった。粘膜の熱が、脈を打つように伝わってくる。カリの部分が狭い入口を擦り上げられるたび、彼女の身体がわずかに跳ね、喉の奥で甘い声が生まれた。
「あん……」と、短く、恥じらうように。その声は、決して卑猥ではない。むしろ、澄んだ夜の空気の中で、彼女の清らかさを際立たせるような、慎ましい響きだった。
僕は、彼女の震える手を取り、結合している部分へ導いた。指先が触れた瞬間、栞の指がわずかに縮こまった。熱い肉の感触。引き抜くたびに、内側の柔らかい組織が引きずり出され、竿にべっとりと絡みつく。その感触が、彼女の指を通じて、彼女自身の身体の淫らな変化を教えてしまう。
反動で、肉壁がひとりでに蠢き、僕のものを奥へと貪るように吸い込んでいく。彼女の喉が小さく鳴った。
「栞ちゃん、気持ちいいよ……すごく、いい……」
彼女の肌は、触れればすぐに熱を伝えるほど柔らかく、汗の薄い膜が月光を受けて、ところどころに小さな光の粒を浮かべている。
僕のものが、彼女の奥へとゆっくりと沈み込むたび、内壁がわずかに震えた。最初は拒絶するような硬さがあった。
けれどその硬さは、繰り返しの動きの中で、少しずつ、熱い蜜に溶けてゆくように柔らかくなっていく。栞の呼吸が乱れた。鼻から漏れる浅い息が、時折、喉の奥で詰まり、「あっ……」という、ほとんど声にならない吐息になる。
彼女の四肢は、最初こそ力を入れて耐えていた。指先がシーツを掴み、足首が緊張して伸び、太ももがわずかに硬直する。その緊張は、痛みの名残と、羞恥と、そして自分の身体が悦びに反応してしまうことへの戸惑いが、複雑に絡み合ったものだった。
けれど、抜き差しを繰り返すうちに、その緊張は徐々に解かれていく。筋肉が、意思に反して弛緩し、絹のようなしなやかさを取り戻していく。背中の線が緩み、腰が自然に沈み、太ももが内側から熱を帯びて開いていく。
内壁が、僕の先端を包み込むようにうねった。粘膜の熱が、脈を打つように伝わってくる。カリの部分が狭い入口を擦り上げられるたび、彼女の身体がわずかに跳ね、喉の奥で甘い声が生まれた。
「あん……」と、短く、恥じらうように。その声は、決して卑猥ではない。むしろ、澄んだ夜の空気の中で、彼女の清らかさを際立たせるような、慎ましい響きだった。
僕は、彼女の震える手を取り、結合している部分へ導いた。指先が触れた瞬間、栞の指がわずかに縮こまった。熱い肉の感触。引き抜くたびに、内側の柔らかい組織が引きずり出され、竿にべっとりと絡みつく。その感触が、彼女の指を通じて、彼女自身の身体の淫らな変化を教えてしまう。
反動で、肉壁がひとりでに蠢き、僕のものを奥へと貪るように吸い込んでいく。彼女の喉が小さく鳴った。
「栞ちゃん、気持ちいいよ……すごく、いい……」

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