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中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜

第20章 飽食の時。栞(1)

細い腰が、わずかに揺れ、内側が私を締めつけてくる。ヴァギナの淡いピンクが、結合の部分でわずかに開き、潤みを帯びて光っている。

私は彼女の髪を撫で、耳元で小さく囁いた。

「大丈夫。無理はしないから」

彼女は小さく頷き、目を閉じた。まぶたの端に、光がにじんでいる。白い首筋に、私の吐息がかかり、肌が小さく波打った。

胸の奥で、彼女の小さな心臓が、私の鼓動に重なるように速く打っている。羞恥と快感と、初めてに近い感覚への畏れが、彼女の身体全体を優しく、しかし確実に染め上げていく。

「ゆっくり……いれて……ください……先生……」

蜜を湛えた蕾から、消え入りそうな声が零れ落ちる。

部屋の空気は、すでに熱を帯びていた。カーテンの隙間から差し込むわずかな光が、シーツの白を淡く照らし、二人の影を長く伸ばしている。エアコンの低い音だけが、静かに時を刻む。

昂ぶる呼吸を整え、改めてその蜜口へと視線を落とした。

さっきはクンニに気を取られて気づかなかったが、栞のそこは、息を呑むほどに無垢で美しかった。微かに湿った柔らかな陰毛の奥には、まるで雪原にうずくまる白兎の背のように、ふっくらとした二つの恥丘が優美な稜線を描いている。

薄い陰毛は黒く、まばらに散るだけで、白い肌をほとんど隠さない。指先で割れ目を押し広げると、淡い桜色の肉壁が、小刻みに震えながら艶やかな光を放って顔を覗かせた。

愛らしい小陰唇は未だ初々しい原型を留め、潮に濡れてひっそりと開いた二枚貝のように、あるいは指先で精緻に折られた折り紙の舟のようにも見える。色は淡く、内側に向かうにつれてわずかに濃くなるが、それでも全体に瑞々しく、誰にも踏み荒らされていない清らかさを保っていた。

これまで貪り尽くしてきた、経験豊かな女たちのそれとは明らかに違う、鮮烈な違和感。

それは、市場のトロ箱の中で生気を失った魚たちの中に、一匹だけ銀色に身を躍らせる瑞々しい魚を見出したときの、あの胸の跳ね上がりに似ていた。

(綺麗だ……)

胸の奥で、確かな感嘆が吐息に変わる。まだ誰も足を踏み入れていない、純白の新雪を汚すような背徳感が、じわじわと理性を侵食していく。

(この女は、きっといい女に化ける)

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