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中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜

第20章 飽食の時。栞(1)

薄い膜を被せる。数ミリの隔たりが、彼女との距離を遠ざけるように感じられた。それでも、私は彼女のブラジャーに手をかける。ストラップをゆっくりとずらし、するりと外す。

「私、胸は大きくないんです。見られるの、恥ずかしいです」

小ぶりだが、張りのある乳房だった。誰にも触れられたことのないような、清らかな形をしている。左右対称に、緩やかな弧を描き、先端に向かって自然にすぼまっている。色は白く、乳輪は淡いピンクで、乳首は小さく、鮮やかな桜色をしていた。まるで、長い間誰の視線にも晒されず、誰の指にも触れられず、ただ静かにそこにあることを許されてきたかのような美しさだ。

指先で触れると、彼女は小さく息を詰め、肩をすくめた。乳首が、わずかに硬くなり、色を濃くする。私はそこに唇を寄せ、ゆっくりと舌を這わせた。彼女の背中が、小さく弓なりに反る。

肩甲骨の間に、薄い汗が光っている。乳房の下の柔らかい曲線を掌で包むと、彼女の胸の奥で、小さな心臓が速く打っているのが伝わってきた。羞恥と、触れられることへの戸惑い、そして抑えきれない疼きが、彼女の内面で激しく揺れている。

「入れるよ」

先端だけが、きつく締めつけられる。彼女の顔が一瞬、歪む。

長い間、誰も触れていなかった場所が、抵抗するように私を拒む。内側の熱が、膜越しに伝わってくる。

彼女の細い指が、私の腕を掴み、力を込める。爪が、わずかに肌に食い込む。ヴァギナは処女のようにきつく、弾力に富み、私を優しく、しかし確実に締めつけてくる。

薄い陰毛が、私の下腹部に触れる。彼女の内面では、痛みと、開かれていく感覚と、自分が誰かに完全に受け入れられていくことへの複雑な感情が渦巻いている。経験の少なさが、すべてを鋭く、生々しく感じさせている。

「あっ……待ってください。ゆっくりと……久しぶりなんです」

声が震え、目尻にうっすらと涙が光った。まぶたが赤くなり、黒い睫毛が濡れている。私は動きを止め、彼女の細い肩を抱き寄せた。肌は熱を帯び始め、細い指が私の背中に軽く触れている。額を寄せ合い、息を合わせる。部屋の空気が、ゆっくりと濃くなっていく。彼女の太ももが、私の腰にそっと絡みつく。まだ完全には受け入れきれていない身体が、しかし、少しずつ私を求め始めているのがわかった。

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