
中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜
第15章 飽食の時。瑞希(1)
私の心は、再び激しく揺れ動いていた。
瑞希の熱い身体を抱きしめながら、瑠花の笑顔が脳裏をよぎる。二人の心をもてあそんでいるという罪悪感が、胸の奥で鈍く疼く。自分でも情けないと思う。どちらも大切にしたいのに、どちらも傷つけている。その矛盾が、私を重い鎖のように縛りつける。
「先生……嘘ついちゃった」
「何?」
瑞希の目つきが変わったことに強い戸惑いを覚えた。
「今日は安全日じゃないの……ピルも飲んでない。嘘ついちゃった。先生の子供、欲しいって思っちゃったの。バカだよね」
(嘘だろ……嘘っていってくれ)
瑞希のこの言葉が私の心に抜けない棘のように刺さった。それは暫くは不安な日々が続くことへの恐怖心だった。
瑞希の熱い身体を抱きしめながら、瑠花の笑顔が脳裏をよぎる。二人の心をもてあそんでいるという罪悪感が、胸の奥で鈍く疼く。自分でも情けないと思う。どちらも大切にしたいのに、どちらも傷つけている。その矛盾が、私を重い鎖のように縛りつける。
「先生……嘘ついちゃった」
「何?」
瑞希の目つきが変わったことに強い戸惑いを覚えた。
「今日は安全日じゃないの……ピルも飲んでない。嘘ついちゃった。先生の子供、欲しいって思っちゃったの。バカだよね」
(嘘だろ……嘘っていってくれ)
瑞希のこの言葉が私の心に抜けない棘のように刺さった。それは暫くは不安な日々が続くことへの恐怖心だった。

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