
中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜
第15章 飽食の時。瑞希(1)
私の心は、まるで振り子のように激しく揺れ動いていた。
瑠花の屈託のない笑顔と、瑞希の甘く掠れた喘ぎ声。どちらも私の中で鮮やかに蘇り、どちらも捨てられない。
自分でも情けないぐらい、二人の心をもてあそんでいるという強い罪悪感に、私は苛まれ続けていた。瑠花を大切にしたいと思う一方で、瑞希の肉感的な身体を求める自分がいる。その矛盾が、胸の奥で鈍く痛み続けていた。
*******
お盆前のその日、医院はすでに閉院していた。
薬局のシャッターを開けても、患者は一人も来ない。空調の低い唸りだけが、静かな店内に響いている。瑞希は、その日に限って、いつもより大胆な服装で出社していた。白いブラウスのボタンを一つ余分に外し、黒いタイトスカートが腰の曲線を強調している。
瑞希のプロポーションは、まさに芸術作品だった。
白い、陶器のように滑らかな肌。そこに浮かぶ薄い血管さえも、官能的に透けて見える。ウェストは驚くほど締まっていて、両手で囲めるほどの見事な曲線を描いている。その上下に、豊かな膨らみが乗る。
Eカップとは聞いているが、大きいだけではなく、完璧な形を保っていた。上に向かって反り返る曲線、先端の淡い桜色の乳首が、布地の下で小さく硬くなっていた。触れば指が沈み込み、離すとゆっくりと形を戻す、弾力と柔らかさの絶妙なバランス。まるで創造者が男を惑わすために創ったような美乳だった。
「今日は本当に誰も来ないね」
瑞希が、カウンターの向こうから言った。声はいつものように明るく、事務的だ。だがその目は、すでに違うものを見ていた。
「うん。門前も休みだからな」
私は医薬品棚の薬の数をチェックしながら答えた。手が少しだけ震えているのを、自分でもわかっていた。
瑠花の屈託のない笑顔と、瑞希の甘く掠れた喘ぎ声。どちらも私の中で鮮やかに蘇り、どちらも捨てられない。
自分でも情けないぐらい、二人の心をもてあそんでいるという強い罪悪感に、私は苛まれ続けていた。瑠花を大切にしたいと思う一方で、瑞希の肉感的な身体を求める自分がいる。その矛盾が、胸の奥で鈍く痛み続けていた。
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お盆前のその日、医院はすでに閉院していた。
薬局のシャッターを開けても、患者は一人も来ない。空調の低い唸りだけが、静かな店内に響いている。瑞希は、その日に限って、いつもより大胆な服装で出社していた。白いブラウスのボタンを一つ余分に外し、黒いタイトスカートが腰の曲線を強調している。
瑞希のプロポーションは、まさに芸術作品だった。
白い、陶器のように滑らかな肌。そこに浮かぶ薄い血管さえも、官能的に透けて見える。ウェストは驚くほど締まっていて、両手で囲めるほどの見事な曲線を描いている。その上下に、豊かな膨らみが乗る。
Eカップとは聞いているが、大きいだけではなく、完璧な形を保っていた。上に向かって反り返る曲線、先端の淡い桜色の乳首が、布地の下で小さく硬くなっていた。触れば指が沈み込み、離すとゆっくりと形を戻す、弾力と柔らかさの絶妙なバランス。まるで創造者が男を惑わすために創ったような美乳だった。
「今日は本当に誰も来ないね」
瑞希が、カウンターの向こうから言った。声はいつものように明るく、事務的だ。だがその目は、すでに違うものを見ていた。
「うん。門前も休みだからな」
私は医薬品棚の薬の数をチェックしながら答えた。手が少しだけ震えているのを、自分でもわかっていた。

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