
クラスの人気者は、刹那の2時間を買い戻したい。
第1章 白瀬 刹那
刹那は校内を歩いていた。
(学食食べて帰ろう)
彼は広い校内の食堂を目指していた。
「白瀬くん」
正面からクラス担任の千堂皐月が近づいてきた。
「皐月センセ」
ちょっと揶揄うように呼ぶ刹那。
「……どこに行くの?」
「ここの学食、美味しいって聞いたから食っていこうと思って」
「あら、それは出来ないわ」
「なんで?」
「学食は来週からなの」
「マジか」
「白瀬くん、美化委員になったのね」
「ああ、選択肢はなかった」
「ふふ、私は美化委員顧問なの。よろしくね」
「はは、よろしく。サボっても怒らない?」
「怒ります」
「あちゃー、めんどくさい委員だ」
「人気ないのよ。知らなかった?」
「……学級員め。騙したな」
刹那はあの人懐っこい学級委員を思い浮かべて愚痴っていた。
「お昼食べるなら一緒にどう?」
「センセの奢り?」
「……仕方ないわね」
「ラッキー」
学校から少し歩いた、洋食レストランに二人は向かっていた。
イケおじマスターがグラスをテーブルに置いた。
「ご注文はお決まりですか?」
「Aランチ二つ。私はアイスティー、白瀬くんは?」
「アイスコーヒー」
注文を受け、マスターは挨拶するとカウンターに声をかけていた。
「よく来るのか?この店」
「週一回は来るかしら、Aランチ美味しいのよ」
「へぇ〜」
「マスターもイケおじでしょ」
皐月は声を低くして囁いた。
「はは、目的はそっちか」
二人はランチに舌鼓を打ち、食後のお茶をしていた。
「美味かった。良い店教えてもらった」
「でしょ、マスター狙いじゃないのよ」
「どっちでも良いわ!」
刹那はツッコミを入れていた。
店の前で二人は別れて、刹那は職員駐車場に向かって歩いた。
(この学校ムダに広いよな)
校舎が8棟も建っていて、グラウンドも3つ所有している。
体育館も2つ。全校生徒は3000人。マンモス校だった。
バイクを走らせ自宅アパートに帰る。
制服をハンガーにかけて、ベッドに倒れ込んだ。
(はぁ、疲れた)
そのまま眠りに落ちそうになったとき、通知オンが鳴った。
スマホをタップしてみると、クラス委員の星野のLINEだった。
(学食食べて帰ろう)
彼は広い校内の食堂を目指していた。
「白瀬くん」
正面からクラス担任の千堂皐月が近づいてきた。
「皐月センセ」
ちょっと揶揄うように呼ぶ刹那。
「……どこに行くの?」
「ここの学食、美味しいって聞いたから食っていこうと思って」
「あら、それは出来ないわ」
「なんで?」
「学食は来週からなの」
「マジか」
「白瀬くん、美化委員になったのね」
「ああ、選択肢はなかった」
「ふふ、私は美化委員顧問なの。よろしくね」
「はは、よろしく。サボっても怒らない?」
「怒ります」
「あちゃー、めんどくさい委員だ」
「人気ないのよ。知らなかった?」
「……学級員め。騙したな」
刹那はあの人懐っこい学級委員を思い浮かべて愚痴っていた。
「お昼食べるなら一緒にどう?」
「センセの奢り?」
「……仕方ないわね」
「ラッキー」
学校から少し歩いた、洋食レストランに二人は向かっていた。
イケおじマスターがグラスをテーブルに置いた。
「ご注文はお決まりですか?」
「Aランチ二つ。私はアイスティー、白瀬くんは?」
「アイスコーヒー」
注文を受け、マスターは挨拶するとカウンターに声をかけていた。
「よく来るのか?この店」
「週一回は来るかしら、Aランチ美味しいのよ」
「へぇ〜」
「マスターもイケおじでしょ」
皐月は声を低くして囁いた。
「はは、目的はそっちか」
二人はランチに舌鼓を打ち、食後のお茶をしていた。
「美味かった。良い店教えてもらった」
「でしょ、マスター狙いじゃないのよ」
「どっちでも良いわ!」
刹那はツッコミを入れていた。
店の前で二人は別れて、刹那は職員駐車場に向かって歩いた。
(この学校ムダに広いよな)
校舎が8棟も建っていて、グラウンドも3つ所有している。
体育館も2つ。全校生徒は3000人。マンモス校だった。
バイクを走らせ自宅アパートに帰る。
制服をハンガーにかけて、ベッドに倒れ込んだ。
(はぁ、疲れた)
そのまま眠りに落ちそうになったとき、通知オンが鳴った。
スマホをタップしてみると、クラス委員の星野のLINEだった。

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