
クラスの人気者は、刹那の2時間を買い戻したい。
第2章 星野 莉子
莉子は学園内でも有名なダンス部のアイドル的存在。
雑誌にも取り上げられたことが何度かあり、彼女自身も誇りに思う。
部長は小学校からの友人・橘 杏奈が引き受けてくれた。
莉子はリーダーとしてダンス部の指揮をすることに専念できる。
今年で最後の活動。
学生大会で優勝することを目標に部員たちも闘志を燃やしている。
また、新しいクラスの3年A組は団結力があるクラス。
そう彼女は感じていた。
自身が学級委員に推薦され、引き受けることとなった。
クラスメイトも自発的に委員や日々の係などを担ってくれた。
登校初日も終わり、ダンス部に向かう準備をしていると
クラスの子がグループLINEを作ろうと言いだしていた。
その時、教室から出ていく白瀬刹那の姿が目に入った。
彼女は急いで彼を追いかけていた。
「白瀬くん」
呼びかけると刹那は足を止めて振り返る。
「クラスのグループLINE作りたいから、LINE交換しよ」
「……それ、入らないとダメ?」
彼は困ったようすで答える。
(さっき委員を決めるとき、留年してるって言ってたけど……やっぱり嫌だよね)
「強制はしないけど……」
「じゃあ、いいよ」
「待って、じゃあ私とだけLINE交換しよ」
(これなら、グループより気を使わないで済むし、学校の連絡も出来るから大丈夫)
「分かった」
彼はズボンのポケットからスマホを取り出して、登録をしてくれた。
私は名前と「よろしくね」スタンプを送信した。
でも、彼から返信はなかった。
ダンス部。
在校生だけで100人超え。
新入生がどれだけ入部するか分からないけど、まとめるの大変かも
莉子はどうやって部を回すか、あれこれ考えていた。
部室はあるが、この人数は収容しきれないので、第二体育館がダンス部の所有スペースだった。
体育館にはすでに部員たちが集まっている。
今日は新入生勧誘のポスターや当番、仮入部のスケジュールを話し合った。
そのあと、大会実行委員で今年の選出方法や、音楽などの会議をした。
莉子が出入り口で休憩してると、職員駐車場に向かう刹那の姿を発見した。
(白瀬くん?)
彼はヘルメットを被って、二輪車に跨がり颯爽と走り去っていった。
「カッコいい」
思った言葉がだだ漏れしていた。
雑誌にも取り上げられたことが何度かあり、彼女自身も誇りに思う。
部長は小学校からの友人・橘 杏奈が引き受けてくれた。
莉子はリーダーとしてダンス部の指揮をすることに専念できる。
今年で最後の活動。
学生大会で優勝することを目標に部員たちも闘志を燃やしている。
また、新しいクラスの3年A組は団結力があるクラス。
そう彼女は感じていた。
自身が学級委員に推薦され、引き受けることとなった。
クラスメイトも自発的に委員や日々の係などを担ってくれた。
登校初日も終わり、ダンス部に向かう準備をしていると
クラスの子がグループLINEを作ろうと言いだしていた。
その時、教室から出ていく白瀬刹那の姿が目に入った。
彼女は急いで彼を追いかけていた。
「白瀬くん」
呼びかけると刹那は足を止めて振り返る。
「クラスのグループLINE作りたいから、LINE交換しよ」
「……それ、入らないとダメ?」
彼は困ったようすで答える。
(さっき委員を決めるとき、留年してるって言ってたけど……やっぱり嫌だよね)
「強制はしないけど……」
「じゃあ、いいよ」
「待って、じゃあ私とだけLINE交換しよ」
(これなら、グループより気を使わないで済むし、学校の連絡も出来るから大丈夫)
「分かった」
彼はズボンのポケットからスマホを取り出して、登録をしてくれた。
私は名前と「よろしくね」スタンプを送信した。
でも、彼から返信はなかった。
ダンス部。
在校生だけで100人超え。
新入生がどれだけ入部するか分からないけど、まとめるの大変かも
莉子はどうやって部を回すか、あれこれ考えていた。
部室はあるが、この人数は収容しきれないので、第二体育館がダンス部の所有スペースだった。
体育館にはすでに部員たちが集まっている。
今日は新入生勧誘のポスターや当番、仮入部のスケジュールを話し合った。
そのあと、大会実行委員で今年の選出方法や、音楽などの会議をした。
莉子が出入り口で休憩してると、職員駐車場に向かう刹那の姿を発見した。
(白瀬くん?)
彼はヘルメットを被って、二輪車に跨がり颯爽と走り去っていった。
「カッコいい」
思った言葉がだだ漏れしていた。

作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える