子猫セトネ
第1章 子猫セトネ
「いやいや、おしっこじゃないから、潮…しお…多分、おしっこじゃない!」
「しお…塩……?啓二さんも分かってないの?そんなのが僕の中から出たの?え?」
ぶっちゃけ…体のどこの部分の水分なのかも俺も分からない…。飲んでいいのかも分からないが…無害なのは分かる!
「ユナの中から出てきたエッチなお汁なんだから体に悪いわけがない!おしっこもしかり!」
「え~…おしっこは…///やだよぉ…」
「ユナが嫌なら…おしっこは飲まない!でも……///潮は…飲んでみたい」
俺はおねだりするように可愛くてお願いしてみたが…ユナの困り顔に……
「///…勃起した…」
「なんで!?」
めんぼくない。
さて、ユナが帰る時間となりイチャイチャタイム終了。
最寄りの駅までユナを送ると、梅雨の影響か皆が傘をさしている。
俺とユナも傘をさしているがなんとも言えない隙間が寂しくなる。
さっきまでゼロ距離だったからせいか…
「啓二さん…ちょっと寒いね…」
「だなぁ…ユナの体温が恋しい」
「うん――――…」
少し間があった…。
「ユナ…なんかあった?」
ユナは黙ったままだった。
何か…あったんだろう。
梅雨があけ――――…初夏の終わり、社長の奥様が出産した。
社長は大喜びで奥様の出産日が会社の定休日となった。
もちろん、上のお子さんの誕生日も定休日なので、社員は全員社長のお子さまの誕生日を知っているのだ!
いや~めでたい!めでたい!
そういえば…ユナの誕生日が上のお子さんと被っていたなぁ~!
ちなみに、社長の2番目のお子さんは元気な女の子!
出産翌日の会社のロビーにはピンク多目の生け花が飾られたので間違いないだろう。
そして――――…初夏が終わり…本格的に真夏に入った今日…
ユナから別れを告げられた。
【完】…【つづく】
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