今宵だけは~秘められた人妻との密会
第12章 回想
2年間もバドミントンをすると、自ずと体力はついてくる。お互い体力には自信あるので、セックスも1年前よりも長く激しくなってきている。有香は最初こそは恥じらいながらのセックスだった。最初こそ戸惑いや恥じらいこそみせていたが、緊張の糸が切れたとき、女は男よりもエロになることを証明してくれた。
「フェラって不得意なの。ウチの人ってすぐに入れたがるから」と有香は言っていた。有香はフェラチオの話しをするときは笑うことが多かったが、たまに悲しそうな表情も見せた。
「ふふふっ、、なんだか見られながらって恥ずかしいわ」
「やだ、、恥ずかしい」
「イクときの顔、恥ずかしくて見られるのは嫌。」
そういって、いつも両手で僕の顔を隠していた。それが、逢瀬を重ねるごとに、恥じらいという衣服を脱いで、だんだんとセックスに対する恥じらいがなくなってきた。最近は有香から、「こうしてほしい」とか、「これしてあげる」とか、セックスに対する積極的な姿勢も見られてきた。男の人を思いっきり淫らに攻めてあげたいらしかった。
情動の嵐が過ぎ去ったあと、火照った肌を寄せ合いながら、スマートフォンの画面から流れるクラシックの調べに身を委ねて微睡む。それは、高ぶった心を静寂へと誘う、僕たちだけの密やかな儀式だった。
「今日は何が聞きたい? 」
僕が囁くように問いかけると、有香は決まって「おまかせするわ。何でもいいわよ」と、すべてを委ねるような瞳で微笑む。その言葉に、自分の選曲の感性を試されているような緊張感が胸を走る。
「じゃあ、これにしよう」
僕が選んだのは、マルタ・アルゲリッチが弾くショパンの「ソナタ第3番」だった。
有香が甘えるように、僕の胸元に顔を埋めてくる。
「いいわね……ちょっと見せて。うん、最近の動画かしら。マルタも随分とおばあちゃんになったけれど……でも、やっぱり凄いわ。この年齢で、この難曲をこれほど鮮烈に奏でられるなんて。まさに天才ね」
彼女は画面の中の打鍵に見入りながら、独り言のように続けた。
「勉強したわね、かずくん。この前話したミケランジェリの流れでしょう? その繋がりで選んだのね」
「ああ、その通りだよ」 僕がそう答えて彼女の髪をかきあげると、指先に伝わるふわっとした柔らかな感触とともに、彼女特有の芳醇な薫りが鼻先をくすぐり、情事の余韻をさらに深く刻み込んだ
「フェラって不得意なの。ウチの人ってすぐに入れたがるから」と有香は言っていた。有香はフェラチオの話しをするときは笑うことが多かったが、たまに悲しそうな表情も見せた。
「ふふふっ、、なんだか見られながらって恥ずかしいわ」
「やだ、、恥ずかしい」
「イクときの顔、恥ずかしくて見られるのは嫌。」
そういって、いつも両手で僕の顔を隠していた。それが、逢瀬を重ねるごとに、恥じらいという衣服を脱いで、だんだんとセックスに対する恥じらいがなくなってきた。最近は有香から、「こうしてほしい」とか、「これしてあげる」とか、セックスに対する積極的な姿勢も見られてきた。男の人を思いっきり淫らに攻めてあげたいらしかった。
情動の嵐が過ぎ去ったあと、火照った肌を寄せ合いながら、スマートフォンの画面から流れるクラシックの調べに身を委ねて微睡む。それは、高ぶった心を静寂へと誘う、僕たちだけの密やかな儀式だった。
「今日は何が聞きたい? 」
僕が囁くように問いかけると、有香は決まって「おまかせするわ。何でもいいわよ」と、すべてを委ねるような瞳で微笑む。その言葉に、自分の選曲の感性を試されているような緊張感が胸を走る。
「じゃあ、これにしよう」
僕が選んだのは、マルタ・アルゲリッチが弾くショパンの「ソナタ第3番」だった。
有香が甘えるように、僕の胸元に顔を埋めてくる。
「いいわね……ちょっと見せて。うん、最近の動画かしら。マルタも随分とおばあちゃんになったけれど……でも、やっぱり凄いわ。この年齢で、この難曲をこれほど鮮烈に奏でられるなんて。まさに天才ね」
彼女は画面の中の打鍵に見入りながら、独り言のように続けた。
「勉強したわね、かずくん。この前話したミケランジェリの流れでしょう? その繋がりで選んだのね」
「ああ、その通りだよ」 僕がそう答えて彼女の髪をかきあげると、指先に伝わるふわっとした柔らかな感触とともに、彼女特有の芳醇な薫りが鼻先をくすぐり、情事の余韻をさらに深く刻み込んだ
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