
幻想遊園地
第7章 第7話:宇宙戦争
「いいか?『帝国』の兵器に搭載されている人工知能はな、地球連邦のそれと基礎構造がうり二つなんだよ!わかるか?おめえが地球と関係ねえなんてこたあ99.9%ありえねえ!」
ヒュイン、ヒュインとカメラアイが回転し続ける。
どうやらものすごく動揺しているらしい。
よし、どうやら作戦にのってくれたらしい。
もうちょっと・・・だ。
「同じ型の人工知能を異星人が作り出す確率を計算したんだ。・・・その確率はおおよそ1億2000万分の1以下。
これは軍の中でも一部の人間しか知らねえことだ。
だが、断言できるよ。お前さんたちの正体は、間違いなく『地球人』・・・だ」
ウゥンンンウィンン
皇帝ブライアが苦しげに唸る。いや、コンピューターなのだから苦しいわけはないのだが・・・。
後、少し時間が欲しい。
せめてあと1分。
ヒュイン!
っ!?
突然、小さな機械音とともに、そこかしこから俺を狙っていたレーザー砲が壁面に収納される。そして、ブライアがゆっくりと話し始めた。
「確かに・・・私は地球人・・・『だった』」
・・・やっぱり。
こいつらの艦隊宇宙船のいかにもありがちなセンス。
そして自分らを『帝国』などと名乗るSFじみた発想。
そうだったんだな。
俺がふと肩の力を抜いたのが分かったのかもしれない。
ブライアの話し方は心なしか先程までよりもリラックスした様子だった。
「『職業星』というのを知ってるか?」
『職業星』とは、宇宙暦元年から始まる100年ほどの宇宙開拓時代の用語だ。その頃に数多く作られたフロンティア植民星の一種だ。
同じ職業の人間ばかりをひとつの惑星上に集め、集中的に生産を行わせることにより能率を上げようとした当時の政府主導のプロジェクトのひとつだった。
「私はその中でも『作家』の職業星に移住したSF作家だった」
作家の職業星というのは初耳だ。
俺が疑いの眼差しを向けていることを察したのか、ブライアはこう続けた。
ヒュイン、ヒュインとカメラアイが回転し続ける。
どうやらものすごく動揺しているらしい。
よし、どうやら作戦にのってくれたらしい。
もうちょっと・・・だ。
「同じ型の人工知能を異星人が作り出す確率を計算したんだ。・・・その確率はおおよそ1億2000万分の1以下。
これは軍の中でも一部の人間しか知らねえことだ。
だが、断言できるよ。お前さんたちの正体は、間違いなく『地球人』・・・だ」
ウゥンンンウィンン
皇帝ブライアが苦しげに唸る。いや、コンピューターなのだから苦しいわけはないのだが・・・。
後、少し時間が欲しい。
せめてあと1分。
ヒュイン!
っ!?
突然、小さな機械音とともに、そこかしこから俺を狙っていたレーザー砲が壁面に収納される。そして、ブライアがゆっくりと話し始めた。
「確かに・・・私は地球人・・・『だった』」
・・・やっぱり。
こいつらの艦隊宇宙船のいかにもありがちなセンス。
そして自分らを『帝国』などと名乗るSFじみた発想。
そうだったんだな。
俺がふと肩の力を抜いたのが分かったのかもしれない。
ブライアの話し方は心なしか先程までよりもリラックスした様子だった。
「『職業星』というのを知ってるか?」
『職業星』とは、宇宙暦元年から始まる100年ほどの宇宙開拓時代の用語だ。その頃に数多く作られたフロンティア植民星の一種だ。
同じ職業の人間ばかりをひとつの惑星上に集め、集中的に生産を行わせることにより能率を上げようとした当時の政府主導のプロジェクトのひとつだった。
「私はその中でも『作家』の職業星に移住したSF作家だった」
作家の職業星というのは初耳だ。
俺が疑いの眼差しを向けていることを察したのか、ブライアはこう続けた。

作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える