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脳内ショートストーリー

第7章 【一ノ瀬 楓と樫木 愁也〜ワンナイトの恋?〜】






グラスのアルコールを一気に飲み干す



「嫌だ」



この言葉が何を意味するのかなんて
わかってて言ってるよ
もうお酒のせいにはしたくないけど
この日をずっと待ちわびていた
あれっきりなんかにしたくない



「それは困ったな…」



わかってる、
こんなところまで追い掛けてきて気味が悪いよな
下手したらストーカー扱い
仕事も失うぞ
ごめん、と言おうとしたけど隣からネクタイごと
引き寄せられて



「私、基本、二度目はないの……けど困った事に、私もそれは嫌だなって思ってる」



「え…?」



「大丈夫?職場では今まで通りの関係性で一切顔に出さないって守れるの?」



「……うん」



「じゃあ、マスターお会計で」



「え?あっ…」




颯爽とBARを出た後に腕を組んできた彼女
ヤバい…ずっと良い匂いしてる
エヘヘって上目遣いで笑顔とか最高過ぎる
よし、今日は全然酔ってない
全部覚えてる



向かった近くのホテル
エレベーターでは彼女からキスをしてきた



「え、なに?緊張とかしちゃってる?」



「だ、だって……めちゃくちゃ可愛いから、一ノ瀬さん」



「クスッ……楓で良いよ」



あ……これ、前にもあったやり取り
けどまだ下の名前で呼ぶのは恥ずかし過ぎる
「照れてるの?可愛い」って舌を絡めてくる
あぁ…めちゃくちゃ気持ち良いキス
そう、触れた瞬間から骨抜きになったんだよ、僕は



部屋に入ってからは僕から積極的にキスをした
一枚一枚、服を脱いで脱がせて
シャワーは後でいい
ベッドにそのまま倒れて覆い被さったら……



「俺からも条件、良い?」



「なーに?」



「好きになって、俺の事」



「好きだよ、愁也くんとのエッチ」



「そっちだけじゃなくて」



「ねぇ、もう待てない、キスして?」



あぁ…クソ……その顔に言われたら理性なんて
ものの見事に飛ぶぞ
身体の相性だけじゃなくて、俺を見てよ……
その他大勢のセフレの1人なんてまっぴらだ







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