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恋の数式

第7章 バレンタインデー

何だァ?
加賀美の事だからロクなことじゃないだろうが、行くしかないだろうな…

「何だよあの決闘みたいな文面はよォ…」
「いいじゃんwwwそれよりもさ、はい。バレンタインのおはぎw」
「っ!」
「どーせチョコばっかで困ってたんでしょ?www」
「あァ…どう処分するか迷ってる…」
「処分てwあげた子可哀想だなぁwww」

あァ…やっぱり心地良い…

「風寒ィだろ…車の中入ってろォ」
「じゃあさねみんも来てよ…」
「いや俺は寒くねぇし…」
「いいからいいからw」

何だよやっぱりめんどくせぇ…

「…抹茶わらび作ったから…あげる…///」
「っっ///」

これは…どういう事だ…?
だってさっきおはぎくれたじゃねぇか…
「作った」…?
手作りって事か…?
本命…な訳…

「あァ…手間かけたなァ…」
「「……」」
「……体汚れきってるし、生徒だし…ホントは想っちゃいけないと思ってるけど…」
「加賀…美?」
「やっぱり我慢できないよ…」

加賀美が泣きそうな顔になった

「さねみん…好きだよ…w」
「っっ‼///」

欲しかった言葉…
その言葉には余程の葛藤があっただろう…
でも俺も我慢できねェ…

「……先に言うんじゃねェ…馬鹿が……いいかァ…1回しか言わねェから覚えとけェ…」

「俺も加賀美が好きだ」

「⸺っっ‼///嘘…ホント…に?絶対…?」
「ったく…1回しか言わねェって言っただろォ…w」
「聞いてたけど…信じられなくて…」
「俺の授業もこれくらい真剣に聞いてくれればいいんだけどなァ…w」

チュッ…

「⸺っっ!?!?///」
「信じられたかァ?」

コクコクと壊れたおもちゃみたいに頷いてる加賀美も可愛くて、抱きしめてしまった

「あー…俺の車旧校舎の駐車場に停めといて良かったわァw」
「ぅん…///」
「教室戻るまでに真っ赤な顔何とかしとけよォ?あと…留年しないように勉強頑張らないとだなァ…」
「…?」
「できるだけ早く卒業して堂々とデートしたいだろォ?」
「っ‼うん‼」
「ほら、早く教室戻れェ…w」
「はーいw」

両思いだった…
ずっと欲しかった言葉が貰えた…
ずっと言いたかった言葉が言えた…

いつも通りの俺でいれるだろうか…
このまま職員室戻ったら宇髄にバレるのは確定してる気がする…

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