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2人きりの夜は

第2章 2

でも、ずっと際どいところに当てられてるとだんだん疼いてくる。あーしたい。したくなってきた。

「鏡見て。したそうな顔してるよ」

鏡に写る私たちを見ると、その光景により恥ずかしくなる。

「……したい」

「ん。じゃあ自分でやってよ」

「自分で?」

「うん。俺見てるから」

「やだ、恥ずかしい」

「何回も見てるから気にしなくてもいいよ」

「そうじゃなくて…」

「俺はしてあげないよ」

どうしよう。目の前でするなんて恥ずかしすぎる。今まで見られてるつもりなかったし。

「はい、いつもみたいにここ座って」

「……うん」

「脚は?ここ乗せてるよね」

言われるがままに、座って片足をあげる。

「あとは好きなようにして」

私は、軽く当て始めた。

「片手で胸揉んで」

私がいつもやってることを指示されて、ほんとにいつも見られてることを実感する。

そのまま、片手で胸を揉む。

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